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「に」(教材面)ゲーム・クイズ・遊び

「18歳と81歳の違い」を使った授業

「に」(教材面)
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私はネットニュースなどを見るときはただ見るだけではなく、それが生教材として使えないかどうかを考えながら、見ています。なぜなら、それが生教材化できれば、日本語コーナーや授業で何をしようか困ったときなどにすぐに使うことができるからです。このような緊急時に困らないためにも、私はできるだけ教材を多くストックできるように心掛けています。

 

「18歳と81歳の違い」を使った授業

 

1.恋に溺れるのが18歳 【   】で溺れるのが81歳

2.道路を暴走するのが18歳 道路を【   】するのが81歳

3.心がもろいのが18歳 【  】がもろいのが81歳

4.偏差値が気になるのが18歳 【   】値が気になるのが81歳

5.まだ何も知らないのが18歳 もう何も【    】ないのが81歳

6.お手入れで虫歯ゼロの18歳 【    】で虫歯ゼロの81歳

7.愛しているか確かめるのが18歳 【   】ているか確かめられるのが81歳

8.ドキドキが止まらないのが18歳 【   】が止まらないのが81歳

9.肌がツルツルなのが18歳 【   】がツルツルなのが81歳

10.乾杯で始まるのが18歳 【   】で始まるのが81歳

11.親の支えがいるのが18歳 【  】の支えがいるのが81歳

12.親の言うことを聞かないのが18歳 【  】の言うことを聞かないのが81歳

 

こちらは「18歳と81歳の違い」から少子高齢社会の現実を考えられる生教材です(笑)。こちらを教材として使うときは1問ずつ語彙を導入しながら、クイズに答えてもらうと良いと思います。その後、1問ずつ学生とやりとりしながら、その話題を広げていくと良いと思います。それから、実際に学生たちにも「18歳と81歳の違い」を考えてもらい、発表してもらうと良いと思います。

 

あるいは「日本人と中国人の違い」を考えて発表してもらうのも良いと思います。例えば、「お会計のとき、争うのが中国人 計算機を使うのが日本人」のような感じでです(笑)

 

中国の大学の場合、授業でどんなことをしても構いません。すべて教師の裁量に任されています。ですから、3年生以上の場合は教科書を使って授業するよりも生教材などを使って授業をしたほうが学生が興味・関心を示してくれますので、授業がやりやすくなります。

 

特に、日本語に興味や関心がない学生に対しては堅苦しい教科書の内容で日本語を勉強させるよりもこのようにゲーム感覚で日本語を勉強させたほうがやる気を出してくれます。

 

3年生以上になると話す力が身に付いてきますので、自然に発言回数が増えてくるため、教師は学生が興味・関心を示してくれそうな良い生教材を用意するだけで、授業準備は一切しなくても、授業が勝手に進んでくれます。ですから、この良い生教材こそがまさしく学習者中心の教授法を支える存在になってくれます。

 

授業を成功に導く鍵は良い生教材を探せるかどうかに掛かっていると言っても過言ではないですので、常日頃から良い生教材を探す癖をつけておいたほうが良いと思います。

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