中国の「折」とは
中国のお店や日本の空港の免税店などで「折」と書かれたものをよく見掛けます。
中国人であれば、すぐ分かりますが、中国通ではない日本人なら、「?」となってしまうと思います。
以前、こちらのブログでも紹介したのですが、中国語の「折」には「割引」という意味があります。「折」は「折れる」の「折」ですので、おそらくお店がお客に折れて、値段を割り引いたことから、割引の意味が生まれたのだと思いますが(笑)
つまり、「〇折」というのは日本でいうところの「〇掛け」です。例えば、100元の商品に「1折」と書かれていれば、1掛けですので、「100元×0.1」=10元、つまり、「9割引き」ということになります。逆に、100元の商品に「9折」と書かれていれば、9掛けですので、「100元×0.9」=90元、つまり、「1割引き」ということになります。
日本の空港の免税店では「9.2折」と書かれているのをよく見かけます。「9.2折」は9.2掛けということなので、「価格×0.92」、つまり、「8%引き」ということになります。
ということで、中国で買い物をするときは、こちらの公式を覚えておくと便利です。
免税店でお土産を買うのがお勧め
中国に行くとき、空港の免税店でお土産を買うのもお勧めです。なぜなら、消費税が免除されるからです。
空港でお土産を買うときは、出国手続きをした後に、国際線の出発ロビーにある免税店で買ったほうが良いです。
私が初めて中国の大学に赴任するときはまだ無知で国際線の出発ロビーにもお店があることを知りませんでした。ですから、出国手続きをする前に、お土産を買ってしまいました。そのため、残念ながら、免税がされませんでした。
また、出国手続きをする前でも、免税が可能なお店もあり、そこでパスポートと航空券を提示すれば、免税されることを後々知り、大きなショックを受けました。ただ、その場合は5000円以上買わなければ免税されないのですが。
私はさすがにお土産に5000円以上は使わないので、この事実を知っても、実際のところは何のショックも受けずに済んだのですが(笑)
また、出国手続き前にお土産を買ってしまうと、LCCの場合はお土産も荷物の重さにカウントされてしまいますので、この点からも出国手続きをした後に、国際線の出発ロビーの免税店でお土産を買うことを強くお勧めしたいと思います。
ただ、国際線の出発ロビーのお店で買ってしまうと、消費税の重荷がなくなりますし、荷物の重量も気にしなくなってしまうので、浪費してしまう危険性もはらんでいますが。
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