1年生の授業
今学期1年生の授業を担当する先生もいらっしゃると思います。
1年生の授業は日本人の日本語教師が前期から担当する大学もあれば、後期から担当する大学もあります。また中には1年生の授業を担当させない大学もあります。
個人的にはできるだけ早い段階から日本人の日本語教師に1年生の授業を担当させるべきだと思うのですが。なぜなら、早い段階から生の日本人の日本語に触れていると、日本語が習得しやすくなると思うからです。
1年生はまだオブラートに包まれていない状態で入学して来ますので、とてもフレッシュで、とてもやる気があります。ですから、とても教えやすいです。そのやる気を維持させるためにも、やはり大学側は日本人の日本語教師に早い段階から1年生の授業を担当させるべきだと思うのです。
1年生の前期の授業を担当することになった場合、五十音から教えることになります。一から教えられますので、日本語教師にとってもとてもやりがいがあります。ただ、中国人の先生も五十音を教えますので、日本人教師の場合は五十音の発音の指導をすることがメインになります。
五十音を教えるには大きく分けて、3つの方法があります。1つ目は平仮名を教えた後に片仮名を教える方法です。2つ目は片仮名を教えた後に平仮名を教える方法です。そして、3つ目は平仮名と片仮名を同時に教える方法です。
ただ、平仮名と片仮名を同時に教える場合は1度に2字ずつ提示することになりますので、学生にとっては覚えるのが大変だったり、また平仮名と片仮名を混同してしまうおそれもあります。
お勧め五十音書き順サイト
五十音の書き順を教えるときに、とても役立つサイトをご紹介したいと思います。
それはこちらのひらがな・かたかな筆順アニメーションです。
こちらのサイトでは五十音の書き順が大きな画面で見ながら、学べます。
書き順はバランスの良いきれいな字を書く上においてとても重要ですので、こちらのサイトを使って、書き順を示しながら、学生に丁寧に書かせると良いと思います。
コメント