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中国での就労ビザ手続きに必要な7つの書類

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大学に採用されたら、大学側が中国での就労ビザ手続きを行ってくれます。中国での就労ビザ手続きに必要な書類は、以下の7点です。

 

契約書

大学に採用されたら、仲介会社から、採用された大学の電子版の契約書(中国語版と英語版)が送られてきますので、しっかり契約内容を確認します。特に、給料、待遇、授業数、寮の設備などの確認が大切です。

契約内容に問題がなければ、契約書を印刷し、契約書のサインの部分(全部で4か所ぐらい)に、サインします。

その後、契約書にサインしたページをスキャンで取り込み、仲介会社にメールで添付して送ります。

このサインした契約書は、仮契約みたいなものです。ですから、大学に赴任してから、正式的にまた契約書にサインします。

パスポート

パスポートの顔写真のページだけをスキャンして、仲介会社にメールで添付して送ります。中国在住者の場合は、居留許可証のページも、スキャンして、メールで添付して送ります。

大学の卒業証明書

大学の卒業証明書を大学から取り寄せます。こちらも、スキャンして、仲介会社にメールで添付して送ります。

ただ、最近は、中国国内で、学歴詐称が多くなってきているようでして(日本人教師の学歴詐称はほぼ皆無だと思うんですが)、そのためか、卒業証明書に中国大使館or中国領事館の公的認証が必要になりました。これは、2016年度から新たに始まった制度です。

この認証手続きがとても大変です。大学から卒業証明書を取り寄せたら、まず、外務省の公的認証(日本政府からのこの卒業証明書は本物であるという確認印)を受けなければなりません。

外務省近辺に住んでいる人は、外務省に行って、直接認証手続きを行えますが、遠方に住んでいる人は、外務省まで行くのはとても大変です。

ですから、郵送でも、認証手続きの申請ができます。郵送の場合は、封筒の中に、申請書、卒業証明書、切手を貼った返信用封筒を入れて、外務省の領事局領事サービスセンター証明班に送るだけです。

外務省の認証手続き費用は無料です。外務省に書類が到着後、だいたい1週間ぐらいで、認証された卒業証明書が家に届きます。

その後、外務省で認証された卒業証明書を自分の住んでいる地域を管轄している中国大使館or中国領事館に持って行って、公的認証(在日中国政府からのこの卒業証明書は本物であるという確認印)をしてもらいます。

遠方に住んでいる人は、中国大使館・中国領事館へ行くのは大変ですから、代理申請もできます。私も遠方に住んでいるため、代理申請をしました。

私はインターネットで、代理申請を行ってくれる会社をいろいろ調べた結果、東京華僑総会という代理申請を行ってくれる会社を見つけました。

こちらの会社は、代行手数料8000円、送料1000円、合わせて9000円で代理申請を行ってくれます。

もし、直接自分で中国領事館に行った場合は、認証手数料3000円+往復交通費+時間がかかりますので、それを考えたら、代行申請を利用したほうが、とても楽で、とてもお得です。

申請に必要な書類は、①外務省の認証がある卒業証明書、②パスポートのコピー、③委任状です。これらの書類を現金書留で送ります。

こちらの代行会社は、書類到着後、次の日に大使館で手続きをしてくれ、その次の日に、発送してくれました。対応もとても早いですので、とてもお勧めです。

認証手続きは、自分の住んでいる管轄地域の領事館しかできないと思っていたのですが、代行会社に問い合わせたところ、外務省で認証した書類であれば、東京の中国大使館でも認証申請ができるということだったので、私は東京の中国大使館で、認証してもらいました。

認証された卒業証明書が届いたら、スキャンして、仲介会社にメールで添付して送ります。そして、赴任時に、大学に原本を提出します。

日本語教師の資格証など

日本語教師の資格証などがあれば、スキャンして、仲介会社にメールで添付して送ります。資格があると、資格手当などが付く大学もあります。

推薦書

日本に在住している場合は、今勤めている会社の上司などに推薦書を書いてもらいます。日本在住者の場合は、推薦書の書式などは特に決まっていません。一般的な推薦状の形式で、構いません。

推薦状は、一般的に1通だけでいいですが、省や都市によっては、2~3通必要な場合もあります。

現在中国の大学に勤務し、別の大学に転勤する場合は、決まった書式の推薦書があります。こちらも、仲介会社から電子ファイルで、送られてきますので、それを印刷して、書いてもらいます。

推薦書の欄は、業務部門と外事部門の2つありますので、業務部門の欄は、日本語学科の主任などに、推薦の言葉と名前を書いてもらい、外事部門の欄は、国際合作所の職員に、外事部門の判を押してもらいます。

健康診断書

健康診断は、日本の国立・公立病院か、あるいは、東京にある日中友好病院だけで受けられます。私立病院などでは受けることができません。

健康診断は保険がききませんので、2~3万円ぐらいかかります。中国在住者の場合は、中国で受けた健康診断書も使えますので、現在中国に滞在されている方は、中国で健康診断を受けることをお勧めします。中国の場合は、だいたい300元~500元(約4500円~7500円)ぐらいで、健康診断が受けられます。

中国の健康診断は、一般的に、病院ではなく、国際旅行衛生中心という機関で受けなければなりません。国際旅行衛生中心は、中国人が海外に行くときの健康診断や、中国へ入国した外国人の健康診断を専門的に扱っている機関です。

健康診断の結果が出るまで、3日ぐらいかかります。健康診断書は窓口受け取りのほかに、郵送で送ってもらうこともできます。

健康診断書を受け取ったら、スキャンして、仲介会社にメールで添付して送ります。原本は、赴任時に、居留許可証を申請するときにも、必要になりますので、大切に保管し、中国の大学に赴任する時、持って行きます。もし、原本がなければ、もう1度健康診断を受けなければなりません。

無犯罪証明書

省や都市によっては、無犯罪証明書が必要な場合もあります。無犯罪証明書は、自分の住民票がある都道府県の指定の警察署などで申請します。

都道府県によって、申請の時に必要な書類などに違いがありますので、申請する前に、都道府県の警察署のホームページや電話などで確認したほうがいいです。

私の県では、申請時に必要な書類は、①パスポートや免許証などの身分証明書、②提出先機関の無犯罪証明書を要求する文書の2つだけでした。②は大学から送られてきます。

無犯罪証明書の申請は、本人が直接行かなければなりません。右手、左手のすべての指の指紋を取りますので、代理申請はできません。無犯罪証明書ができるまで、だいたい1~2週間ぐらいかかります。

無犯罪証明書ができたら、また取りに行かなければなりません。個人の重要な書類だからでしょうか、郵送はしてくれません。ただ、委任状を書けば、代理人が取りに行くこともできます。

無犯罪証明書の申請料は、無料です。無犯罪証明書は、封筒に入れられており、開封無効と書かれていますので、中身を確認することはできません。

ですから、無犯罪証明書はスキャンをして、仲介会社に送ることができませんので、直接、EMSなどを使い、大学に郵送します。

ただ、省や市によっては、無犯罪証明書にも、中国大使館の認証が必要なところもあります。その場合、無犯罪証明書に関しても、学歴認証と同じ手続きを経なければなりません。また、省や市によっては、日本の警察署の無犯罪証明書ではなく、「私は中国で犯罪を犯しません」というような宣誓書でもいいところもありますので、無犯罪証明書に関しては、事前に詳しい確認が必要です。

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『中国での就労ビザ手続きに必要な7つの書類』へのコメント

  1. 名前:ナカジ 投稿日:2018/02/12(月) 11:31:53 ID:fff92e972 返信

    非常にめんどくさいですね。^^;

    最近、無犯罪証明書は有料になりました。

    • 名前:irohanihoheto 投稿日:2018/02/12(月) 13:38:27 ID:584cacb60 返信

      ナカジ様、情報ありがとうございました。最近、無犯罪証明書は有料になってしまったんですか。また出費が増えてしまうので、とても残念です。本当に中国のビザ取得はめんどくさいですよね。今後、ビザの簡素化が進むことを願うばかりです。