コント動画を使った授業
東京オリンピックが開幕しました。もし東京オリンピックで中国勢がメダルラッシュになった暁にはぜひ渡航制限を緩めてもらいたいものです(笑)
皆さんの中には招聘状が発行されないため、中国へ渡航できずイライラしている方が多くいらっしゃるのではないかと思います。私もその1人なのですが、そんなときには「笑う門には招聘状来る」と考えるべきです(笑)
私は「笑う門には招聘状来る」という言葉を信じて、毎日コント動画を見て、腹を抱えています。これが私にとって今唯一のストレス解消法になっています。実際、笑うと脳内にドーパミンが放出されるため、それが幸福感を巻き起こしてくれるようです。
私は最近我が家のコント動画をよく見ています。そのせいで、いつの間にか我が家の他虐的コントに快感を感じるようなってしまいました(笑)
それとともに、我が家の他虐的コント動画を授業で使ったら、学生の日本語の勉強になるだけではなく、普段の授業では起こさせるのが難しい笑いを起こさせることもできるため、学生にとっても教師にとってもお互いに幸福になれるのではないかと思いました。
我が家の他虐的コント動画は聴解の授業で使うと良いのではないかと思います。聴解の授業で使うときはまず動画を見せずに、聞き取りだけさせると良いと思います。
ただ、我が家の他虐的コントは日本語がとても速いですし、くだけた言葉が多用されているため、学生たちは全部を聞き取るのは難しいと思いますので、部分的ディクテーションをさせると良いと思います。
【お客さんがやってくる】
店主ー『 』。こちら『 』どうぞ。
【店主が新人に向かって】
店主ー何『 』してぇんだよ。おめぇよ。お客さんだよ。お客さん。ったくよ、『 』にでも見えたっかつーんだよ。ほんとすみませんね。『 』なもんで。
お客ーはぁ。
新人ーお客様、『 』でしょうか。
店主ー見りゃわかんじゃねぇか。一人だよ。おめぇ。『 』いるように見えるか。いるわけねぇだろう。おめぇよ。ほんとすみませんね、こいつ。
お客ーあのう、今のどういう意味ですかね。
店主ー『 』言ってねぇで、はやく『 』聞けよ。おめぇよ。
お客ー彼は『 』言ってないと思うんですけど。
新人ーお客様、ラーメンのほう『 』と『 』がありますけど。
店主ー『 』に決まってんじゃんねぇか。おめぇ。『 』だったら、『 』になっちまうじゃねぇかよ。『 』、おめぇ。すみませんね。こいつ。
お客ーおまえだよ。『 』おまえだよ。彼『 』悪くないでしょ。
このような感じで聞き取らせたい部分を聞き取らせます。聞き取らせたい部分は新出語彙や覚えてもらいたい語彙などにすると良いと思います。また、ぜんぜん聞き取れないと自信を無くさせてしまう可能性もありますので、聞き取りが簡単な語彙なども織り交ぜると良いと思います。
学生たちは聞き取っているときは聞き取りだけに集中していると思いますので、おそらく笑いは起きないと思いますが、その後、自分で聞き取ったところの文を見て、その文を翻訳する過程で、きっと笑いがあちこちで起き始めるのではないかと思います。
答え合わせをした後、実際に動画を見せると更に笑いが起こり、インパクトも強く残るのではないかと思います。
こちらの2つも他虐的コントですので、こちらでも部分的ディクテーションをさせると、爆笑の嵐があちこちで発生するのではないかと思います。
こちらの2つはホストネタです。こちらもとても面白いですので、部分的ディクテーションとして最適です。
私も授業中、勉強していない学生たちに対して、我が家の他虐的コントのようにその学生たちを虐げる形で授業を展開したいと思う今日この頃です(笑)
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