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「へ」(生活面)中国生活

お酒と外国語の関係

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お酒と外国語の関係

 

私は助兵衛ではなく、飲兵衛です(笑)。オンライン授業はとてもストレスがたまるので、授業が終わった後、よくお酒を飲んでいます。

 

午後からの授業のときはたまにオンライン授業をする前にも飲むことがあります。オンライン授業の場合はお酒の臭いが学生に伝わりませんので、気軽に飲めます。これがオンライン授業の最大のメリットだと思います(笑)。これが教室での授業でしたら、「先生、酒臭いです」と言われてしまいますので。

 

今はコロナの影響で、せんべろのお店に行けませんので、週末は宅飲みすることが多いです。私は薄給日本語教師なので、安く酔えるように、コスパが良いストロングチューハイを愛飲しています。

 

私はストロング(9%)のチューハイ(500ml)を3本飲んで、やっと酔いが回ってくるような感じです。お酒が弱い人はストロング(9%)のチューハイ(500ml)を1本飲んだだけで、意識をなくしてしまう人もいるみたいですので、私は結構お酒に強いほうだと思います。

 

学生たちはビールを1本飲んだだけでも、酔っ払ってしまうことが多いですので、学生たちの大半は私には到底敵いません。これが唯一私が学生に自慢できることです(笑)。ただ、そんな私でも、中国の白酒を飲むおじ様たちには到底足元にも及びませんが。

 

飲兵衛が学生たちとお酒を飲むときにやってはいけないことは学生たちにむやみやたらにお酒を勧めることです。

 

学生たちの中には下戸もいますし、各自飲むペースもありますので、むやみやたらにお酒を勧めてしまうと、学生たちを何度も吐かせることになってしまい、辛い思いをさせてしまいます。その結果、学生たちともう二度と飲める機会がなくなってしまいます。ですから、決して学生たちにむやみやたらにお酒は勧めず、自分は自分のペースで飲みながら、学生たちとお酒を嗜しなむのが鉄則です。

 

実は学生たちとお酒を飲みながら、飲みニケーションすることはとても良いことなのです。なぜなら、適度にアルコールを摂取すると、外国語を話す能力が向上するからです。

 

<英リバプール大学とオランダのマーストリヒト大学が行った研究で、適度にアルコールを摂取すると、外国語を話す能力が向上するとの研究成果を発表した>

 

「酒の上のから元気」を意味する英語の慣用句に”Dutch courage”(直訳すると「オランダ人の勇気」)という言葉がある。

 

これは17世紀ヨーロッパの三十年戦争の頃、イングランド兵が戦闘前にオランダ製のジンを飲んだ故事に由来するが、英国とオランダの共同チームはこのほど、飲酒が脳に及ぼす影響により外国語を話す能力が向上するとの研究成果を発表した。少なくとも外国語の話者には、酒の上のから元気がプラスにはたらくと言えそうだ。

 

英リバプール大学の研究者らがオランダのマーストリヒト大学と共同で行った研究で、英国精神薬理学会が発行する学術誌に論文が掲載された。

 

研究チームによるテストは、ドイツ語を母国語とし、最近オランダ語の会話と読み書きを学んだマーストリヒト大の学生50人を対象に実施。被験者は、無作為抽出によりアルコール度数5%のビールかノンアルコール飲料を飲んでから、実験者とオランダ語で会話した。ビールの量は被験者の体重によって調整され、たとえば70kgの男性には460mlが提供された。


この会話は録音され、オランダ語を母国語とする2人が採点した。採点者は被験者がビールを飲んだかどうかを聞かされなかったが、ビールを飲んだ人のほうがしらふの人よりも採点が高くなる有意の傾向がみられ、特に発音が向上したという。なお、被験者にはオランダ語の能力の自己採点もしてもらったが、自己採点にアルコールの影響はみられなかった。

 

リバプール大によると、アルコールは認知機能と運動機能を損なうことが知られている。記憶力、注意力、不適切な行動を抑制する能力を含む「実行機能」が特にアルコールに敏感であることから、外国語を話すときに重要な実行機能が酒の影響を受けると、会話の能力が損なわれるとの予想もありえる。

 

しかし実際には外国語の会話力の向上がみられたのは、「不安を軽減するアルコールの作用が有効にはたらいた可能性がある」としている。

 

研究者らは、アルコール摂取量が少ないことも重要な点であり、飲み過ぎてしまうと外国語能力にプラスの効果は見込めくなりそうだと指摘。また、50人という被験者数が少ないことも認めており、さらに大勢をテストする必要があると述べている。

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