中国の大学の赴任日にすぐにしたほうがいい3つのことがあります。
宿舎のチェック
大学に赴任したら、まず宿舎に案内されます。外国人教師を大切にしている大学であれば、部屋の中を掃除してくれていたり、部屋の中にある電化製品の動作チェックなどをしてくれていたりします。
ただ、そうしてくれていない大学も中にはあります。部屋の掃除は自分ですれば問題ないですが、電化製品が壊れていたりすると、日常生活に支障をきたしてしまいますから、必ず宿舎に到着したら、1通り部屋の中をチェックしたほうがいいです。
例えば、蛍光灯が切れていないか、トイレの水が流れるか、シャワーのお湯が出るか、ガスが付くか、テレビが見られるか、冷蔵庫や洗濯機が動くかなどをチェックしたほうがいいです。
もし壊れていたりしたら、すぐに修理をしてもらったほうがいいです。ただ、中国のお国柄か1度言っただけでは修理に来てくれないことが多いですので、1度言っても来なければ、遠慮せず、何度も何度も催促したほうがいいです。そうしなければ、日本人は中国では暮らしていけません。
インターネットの設定
宿舎に到着したら、インターネットがすぐに使えるように、設定してもらったほうがいいです。
インターネットは学校のネットのIDとパスワードを入力すれば、すぐに使えるようになっています。
また、無線LANの親機があれば、無線LANも使うことができます。
赴任日からインターネットが使えるようになると、ネットカフェに行かなくても済み、その日から宿舎でメールチェックなどをしたりすることができます。これは非常に大切なことです。
携帯電話の開設手続き
宿舎のチェックとインターネットの設定が終わったら、すぐに携帯電話を買って、携帯電話の開設手続きをしたほうがいいです。
なぜなら、携帯電話がなければ、学校などからの連絡が受け取れず、とても不便だからです。赴任した後、よく国際合作部の職員や日本語学科の主任などから電話が来ます。
宿舎にある固定電話でも連絡を受け取れますが、固定電話では外出中に急な連絡が来たときは連絡が受け取れません。
携帯電話はデパートやスーパー、携帯電話専門店で買うことができます。安いスマホでしたら、500元前後(約7500円)で購入できます。購入したら、その場で携帯電話の開設手続きをすることができます。
ただ、一般的に中国の身分証明書がない外国人は小さな店では携帯電話の開設手続きができません。ですから、大きな店で携帯電話の開設手続きをする必要があります。
中国では一般的に中国移動通信、中国聯通、中国電信の3社の携帯電話会社が主に利用されています。
携帯電話の開設手続きはパスポートだけでできます。しかしながら、パスポートは赴任後の居留許可の申請でも使います。居留許可の申請をしたら、2週間ぐらい、パスポートが手元にない状況になります。
ですから、そうなった場合、その間、携帯電話の開設手続きができなくなってしまいますので、できるだけ赴任したら、すぐに携帯電話の開設手続きをすることをお勧めしたいと思います。
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