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「と」(文化面)文化・習慣

雨の日は教室や廊下に傘の花

「と」(文化面)
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雨の日の教室や廊下の様子

 

日本の大学と中国の大学では雨の日の教室や廊下の様子が全然違います。日本の大学では長い傘であれば、自分の机の横や下に置いたり、折り畳み傘であれば、折り畳んで鞄に入れますが、中国の大学では違います。

 

中国の大学では雨の日はこのように教室や廊下に鮮やかな傘の花が咲きます(笑)。私が初めて中国の大学でこの光景を見たとき、とてもびっくりしたことを今でも覚えています。

 

ただ、今は慣れてしまい、郷に入れば郷に従えということで、私も学生とともにこのように置いています。

 

なぜ傘をこのように置くのか

 

なぜこのように傘を置くのかといいますと、傘を自然乾燥させるためです。なぜなら、濡れた傘を濡れたまま傘袋に入れると、乾いた後、嫌な臭いがするからです。

 

この原因は中国の雨に起因しているのかもしれませんが。また、傘を開いて置くと、間違えて持って行かれる確率もぐんと減るからです。

 

また、大学に限らず、中国の小学校、中学校、高校もこのような感じです。中国は一般的に傘立てがありません。スーパーやコンビニなどにももちろんありません。

 

なぜなら、傘立てに入れると、傘が盗まれるからです。ですから、逆に考えれば、傘立てに傘を入れても盗まれない国は日本だけなのかもしれません。

 
 

ただ、傘の置き方が悪いと、歩く場所すらなくなってしまいます。この写真は自分が良ければ、それで良いという中国人の姿を物語っているような気がします(笑)

 

最後にユニークな傘を紹介したいと思います。

 

それはこちらです。なんと刀型の傘です。日本の侍好きの学生がよくこの傘を使っています。

 

ただ、地下鉄に乗る時の荷物チェックでこの傘は危険物だと思われて、止められるそうですが(笑)。ですから、危険物ではないことを証明するために、地下鉄に乗る時は1回1回傘を開かなければならないそうです。

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