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「ろ」(授業面)

中国の学生のカンニング

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中国の学生のカンニング

 

中国の学生はよくカンニングをします。なぜなら、カンニングは科挙時代から行われており、中国4000年の歴史でもありますので、中国人の遺伝子の中にカンニングが組み込まれているからです(笑)
 
 
中国では毎年、学生のカンニングと学校のカンニング防止合戦が繰り広げられます。特に高考(中国の大学入試統一試験)でそれが顕著に見られます。

 

高考は人生を決める一大イベントであり、毎年1000万人ぐらいの受験生が受けます。そのうちの200万人ぐらいの受験生が試験に落ち、大学へ行けません。

 

ですから、このように高考は過酷な生存競争なので、ライバルよりも1点でも多く取るために、あの手この手を使って、カンニングが行われます。

 

カンニング(初級編)

 

手の平に数学の公式などの重要事項を書いています。これは日本でも見られる典型的なカンニングの例です。

 

こちらは爪に数学の公式などの重要事項を書いています。ただ、こちらは手の平に比べて、重要事項を書ける面積が少ないという欠点がありますが(笑)

 

こちらはボールペンの周りに字が書かれたシールを貼っています。ただ、これをボールペンのデザインとするのは無理があるので、手が疲れたからと言って、ボールペンを机の上に置けません(笑)

 

こちらは腕をダミーにしています。ただ、ずっと左手がこの大勢だと、かなり怪しまれますが(笑)

 

カンニング(中級編)

 

こちらは女子学生が足の太ももに重要事項を書いています。ズボンを穿いたら、見ることができませんので、スカートを穿かなければなりません。

 

ですから、冬にこれを実行すると、かなり怪しまれるかもしれません。ただ、幸いにも中国の高考は冬ではなく、6月に実施されます。

 

こちらは女子学生が服の胸の内側に重要事項の紙を仕込んでいます。Vネックのような服を着ないと、見ることができませんので、これも冬に実行すると、かなり怪しまれるかもしれません。

 

ただ、先ほど述べましたように幸いにも中国の高考は冬ではなく、6月に実施されるので、実際、上の2つの方法はどちらも実行できてしまいます。

 

こちらは男子学生が社会の窓に重要事項を仕込んでいます。男子学生も負けていません(笑)

 

カンニング(上級編)

 

こちらは外部からの声を聞くことができる超小型イヤホンです。あまりの小ささのために、耳の中に入ってしまって、取れなくなってしまい、病院へ行く受験生もいるぐらいです。

 

こちらは外部から文字データなどを受信できる定規と消しゴムです。このディスプレイの部分に文字などが表示されます。

 

こちらは特殊なディスプレイに表示された字が見られる特殊な眼鏡です。マジックミラーの逆バージョンみたいな感じでしょうか。

 

こちらはデータ通信と写真撮影可能な眼鏡です。テスト問題を写真に撮った後、それを送信し、テスト問題を受信した側が問題を解いた後、その解答を眼鏡に送信できるという超ハイテクノロジーな眼鏡です。アガサ博士もびっくりな眼鏡です(笑)

 

こちらはデータなどを受信するための受信機です。データなどを受信をするために、靴の下や服の中、財布の中に受信機を仕込んでいます。

 

こちらは日本では見かけない光景だと思います。ですから、中国のカンニングと比べたら、日本のカンニングはとても可愛いものだと思います(笑)

 

こちらはコンセントの中に受信機が仕込まれています。中国ではカニングが大きなビジネスにもなっており、受信機を販売する業者もあるぐらいです。おそらくこの受信機は、業者が取り付けたものだと思われます。

 

カンニング防止策

 

このように中国ではカンニングが横行していますので、カンニング防止策もすごいです。

 

このように、試験前に受験生はみんなボディーチェックを受けなければなりません。

 

しかも、靴裏までチェックを受けなければなりません。空港のチェックよりも厳しいです。

 

試験中は複数の職員が監視モニターで不審な動きをする学生がいないかどうかを監視しています。

 

外では異常な電波を阻止するための機械まで投入されます。

 

また、不正行為の発見のために、ドローンまで使われています。このドローンが異常な電波を探し、その異常な電波を発している場所から、不正している者の位置を特定し、試験監督に送信する仕組みになっています。

 

このように中国では毎年、カンニングをする学生とカンニングを防止する試験監督との間で、イタチごっこのような攻防戦が繰り広げられています。
 

もちろん大学の期末テストでもカンニングが行われています。中国ではどうやらカンニングは悪い行為だとは認識されておらず、カンニングは良い成績を取るための最たる手段だと認識されているようです。

 

ただ、大学の期末テストではさすがに上級編のようなカンニングは行われませんが。行われるのは初級編のようなカンニングばかりです。

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