ワクチンパスポート発行開始
中国政府は日本政府とは真逆で、仕事がとても早いです。まさしく電光石火のごとくです。先日全人代でワクチンパスポートの発行が提案されたかと思いきや、なんともうワクチンパスポートの発行が開始されました。私の予想がズバリ的中してしまいました。
【中国政府“ワクチンパスポート”発行を開始】https://t.co/9xMQj020yD
中国政府は、新型コロナウイルスワクチンの接種歴などを記録したいわゆる“ワクチンパスポート”の発行を始めました。各国との相互承認を進めて人の行き来を広げたいとしています。 pic.twitter.com/LZCWda2EQy
— 日テレNEWS / 日本テレビのニュース・速報 (@news24ntv) March 9, 2021
中国政府は、新型コロナウイルスワクチンの接種歴などを記録したいわゆる“ワクチンパスポート”の発行を始めました。各国との相互承認を進めて人の行き来を広げたいとしています。
中国外務省は、8日から、新型ウイルスワクチンの接種歴や、PCR検査、抗体検査の結果を記録した「国際旅行健康証明」の発行を始めました。電子版と紙の2種類があり、情報が暗号化されたQRコードも表示されます。
まずは中国国民を対象としていますが、中国外務省は「今後はほかの国と互いに承認を進めて人の往来を進めたい」としています。
外務省報道官「互いに相手国の旅行者に対しビザなどで便宜を図り、安全な人の往来の新しい秩序を推進していきたい」
ワクチンの接種証明をめぐってはヨーロッパなどで導入に向けた検討が進んでいますが、中国としてはいち早く運用を始めることにより国際的な基準作りを主導する狙いもありそうです。
ワクチンパスポートの導入はおそらく中国の威信を賭けた北京冬季オリンピックを成功させるための布石だと思います。
中国は北京冬季オリンピックを成功させるために、個々人のワクチン接種、PCR検査、抗体検査の結果などの情報を確認できる世界的なシステムをいち早く作る必要があるので、即断即決でワクチンパスポートを導入したのだと思います。
今現在はワクチンパスポートは中国国民だけが対象ですが、中国外務省は「今後はほかの国と互いに承認を進めて人の往来を進めたい」、外務省報道官は「互いに相手国の旅行者に対しビザなどで便宜を図り、安全な人の往来の新しい秩序を推進していきたい」と言っていますので、今後はワクチンパスポートを通じて、中国への入国規制が大緩和されることは間違いなしだと思います。この私の予想もまたズバリ的中することでしょう(笑)
日本政府も一刻も早くワクチンパスポートを導入して、日中間の往来をスムーズにできるようにしてもらいたいものです。ただ、このワクチンパスポートの導入が中国渡航を夢見る者にとって、希望の光なのかどうかがわからないのも事実なのですが。
なぜなら、日本ではいつから65歳以下のワクチン接種が始まるかが定かではないからです。ですから、日中間でワクチンパスポートが導入されたとしても、ワクチン接種をしていなければ、中国へ渡航ができないということになってしまうのではないかと思われます。そうなれば、本末転倒です。
そうならないためにも、ワクチン外交を繰り広げたい中国政府にお願いしたいことは、中国に入国後にワクチン接種する条件で、入国ができるようにしてもらいたいです。
中国は現在中国産のワクチンの生産を年10億本を目指していますので、そのおこぼれをあずかれれば、中国渡航を夢見ている私にとっては、この上なく嬉しいのですが。なんだか乞食のようになってしまいましたが、中国に渡航できるのであれば、私は乞食と思われようが何に思われようが一向に構わないのですが(笑)。それだけ中国へ帰りたいという思いがとても強いのです。
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