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リスニング授業の教え方

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リスニング授業の教え方  

中国の大学の日本人教師はリスニングの授業を担当することも多いです。

私が初めてリスニング授業を担当したときは、ただ単にCDを流して、聞かせて、答え合わせをして、終わりのような感じの授業でした。

ですから、リスニングの授業はとても楽だと思っていたのですが、ただ、学生は毎回つまらなそうに授業を受けており、これだったら、家で一人で勉強したほうがましだというような態度が如実に表れていました。つまり、あのときの私は給料泥棒になっていたのです。

その後はそれを反省し、リスニングの授業を受け持つたびに、どんなリスニングの授業が理想的なのかを常に考えるようになり、今日にいたっています。

リスニングの授業は大きく分けて、2つのやり方があると思います。まず1つ目はCDを聞かせてから、単語や文法を導入したり、問題を解説するやり方です。もう1つは新出単語や重要文型を導入したり、リスニングの話題について、学生たちと話し合ってから、CDを聞かせ、問題を解説するやり方です。

前者は中上級者向け、後者は初級者向けだと思いますが、私は初級者であっても中上級者であっても、後者のやり方でやっています。

なぜなら、クラスの中ではどうしてもレベルの差があるので、リスニングが苦手な学生にも、できるだけ聞き取れるようにするためです。

また、学生たちと話し合うことで、リスニング授業にありがちな一方向の授業が双方向の授業になり、聞く活動と話す活動を連携させることができるからです。

また、実際に問題を聞かせる段階でも、事前に聞き取ってほしい大事なところを黒板に書き出してあげるようにしています。

例えば、この例文問題の場合は、

ソースの瓶は(        )のほうにあります。

ソースの瓶は(    )くて、(    )です。

男の人は(    )蓋の瓶を選びました。

こんな感じで、問題を解くためのヒントを黒板に書いてあげます。そうすることによって、リスニングが苦手な学生にとっては、ここを聞き取れば、問題が解けるようになります。

この問題の場合、新出単語はソース、瓶、蓋などです。重要文型はい形容詞の接続の「~くて、~」です。話し合いでは「みんなはソースはどこに置きますか」とか「みんなの家の容器はどんな形ですか」で話し合います。

また、リスニングの問題を解く上でも大事なのはやはり5W1Hですので、「いつ、どこで、誰が、何を、どのように、どうして」を常に意識しながら、聞き取らせるようにしています。これを習慣化させておけば、日常生活においても相手の話を聞き取るときに、力を発揮してくれます。

また、答え合わせをした後は、すぐに次の問題にいくのではなく、もう1度聞かせたほうが良いと思います。そうすることによって、問題を解くカギの大事な部分が完璧に聞き取れるようになり、それが自信にもつながりるからです。

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