スポンサーリンク

中国の春節

シェアする

今日(2017年1月28日)は中国の春節です。春節は中国人にとって、1年で1番大切な祝日です。

春節は街が赤に染まる

春節はとてもおめでたい日ですので、街中が中国カラーの赤一色に染まります。

街では、家に飾るための赤い飾り物や赤い灯篭も売られます。

また、「春聯」と呼ばれる赤い紙に縁起の良い対句が書かれた物が売られます。

春聯はこのように外のドアに貼られます。

また、福の字はこのように逆さにして、貼られます。なぜかと言いますと、福の字を逆さにすることを中国語では、倒福(dao fu)と言います。その倒福の発音が、福が到くの到福(dao fu)と同じ発音なので、福が来ますようにという願いを込めて、このように逆さにして貼ります。

春節の時期は、スーパーも赤色に染まります。スーパーでは、「年賀」と呼ばれる年越し用品が売られます。年賀には、正月料理に使う食材をはじめ、お客さん用のおもてなしのお菓子や、親戚や友人への新年の挨拶の際に持って行くお土産などがあります。

その中でも、特にお勧めなのがこのようなお菓子の福袋です。いろいろなお菓子が入った詰め合わせが、とても安い価格で売られます。ですから、これを子供がいる家に新年の挨拶のときに、お土産として持って行くと、とても喜ばれます。

以下に、春節にはどんなことをするのかについて、紹介します。

年夜飯を食べる

除夕(大晦日)の夜に、家族全員で「年夜饭」と呼ばれる、日本のおせち料理のようなご馳走を食べます。年夜飯の代表的なものは魚です。

日本でも、めでたいということで、鯛が食べられていますが、中国でも鱼(yu)は、余(yu)と発音が同じなので、毎年余裕のある豊かな生活が送れますようにという願いを込めて、魚を食べます。

春晩を見る

年夜飯を食べながら、「春晩」と呼ばれる番組を見るのが、春節の定番です。春晩は春節を祝う中国の年越し番組で、日本の紅白歌合戦に相当します。たくさんの中国のスターも出演します。

春晩は出演者数、放送時間、視聴率、視聴者数の4項目でギネス世界記録に認定されたすごい番組です。
 

餃子を作って、食べる

また、大晦日の日は、家族みんなで一緒に餃子を作って、食べる習慣もあります。なぜなら、餃子は中国人にとって、縁起の良い食べ物だからです。

饺子(jiao zi)の発音が、子どもを授かるという意味の交子(jiao zi)と同じ発音なので、子孫繁栄の願いを込めて、大晦日に餃子を食べます。

また、餃子の形が元の時代に使われていた元宝という貨幣と似ていることから、富が来ますようにという願いも込めて、大晦日に餃子を食べます。

お年玉をあげる

また、子供たちに、压岁钱や紅包と呼ばれるお年玉をあげます。压岁钱の岁(sui)という発音が祟(sui)という発音と同じなので、压岁钱には「祟りや邪悪な物を圧するお金」とされています。

ですから、子供たちが1年を平穏無事に過ごせますようにという願いを込めて、お年玉をあげます。

ただ、お年玉の金額が年々上昇してきているので、压岁钱を「歳末に家庭を圧迫するお金」と捉えている家庭もあるようです(笑)

紅包は紅い包みに入れてあげるので、紅包と呼ばれています。

花火を上げたり、爆竹を鳴らしたりする

また、春節の時期は街中で、花火や爆竹が売られます。花火は小型花火から大型花火まであります。爆竹も何万連発のものもあります。

大晦日から新年にかけて、花火を打ち上げたり、爆竹を鳴らしたりします。

花火を打ち上げ、爆竹を鳴らす理由は、昔、ある怪物が、年末の大晦日に村に現れ、村を襲いました。その時に、ある村人が花火や爆竹を鳴らして、その怪物を追い払ったという伝説からです。    

この伝説がもとになって、花火の光と爆竹の音が邪気を払うと信じられるようになり、今では、その年の邪気をすべて払うために、大晦日から新年にかけて、花火を打ち上げたり、爆竹を鳴らしたりするようになりました。

 

この映像をご覧いただければ、お分かりいただけると思うのですが、この花火や爆竹の光景はとても凄まじく、私が初めて間近で見たときは、戦争が始まったんじゃないのかと思うぐらいすごいものでした。

花火や爆竹のピークは大晦日の午後11時ぐらいから、新年明けの午前1時ぐらいまでです。中国全土で花火と爆竹をしますから、この時間帯に宇宙から中国を見ると、中国全土が真っ赤に見えるそうです。ですから、これがまさしく中国の春節の風物詩になっています。

人によっては、この日のために、「年终奖」と呼ばれる冬のボーナスのほとんどを花火や爆竹に費やす強者もいます。

中国全土で花火や爆竹をしますから、次の日は大気汚染が更に深刻になります。そのため、ここ数年で、花火や爆竹を禁止する都市が増えてきました。  

中国人は花火や爆竹をやっても、後片付けをしませんので、次の日は、清掃員さんが街中の後片付けをしなければなりません。

スポンサーリンク

シェアする

フォローする