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「い」(契約面)

中国の大学の日本語教師の給料

「い」(契約面)
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給料の相場

 

中国の大学の日本語教師の給料は大都市の場合ですと、物価が高いですので、だいたい6000元~8000元(約9万円~12万円)、地方都市の場合ですと、物価が安いですので、だいたい4000元~6000元(約6万円~9万円)が相場です。

 

ただ、大都市の場合でも、日本人がたくさん住んでいる都市や日本人に人気がある都市は日本人教師を集めやすいので、給料を低く設定している大学もあります。

 

逆に、地方都市の場合でも、日本人が全然いない都市や日本人に知名度が低い都市は給料を高くしないと、日本人教師を集められないので、給料を高く設定している大学もあります。

 

大学院を卒業していた場合はその分給料が高くなります。一般的に修士卒の場合は500元(約7500円)、博士卒の場合は1000元(約15000円)ぐらいアップする大学が多いです。

 

また、日本語教師の資格などを持っていたら、+αの給料が出る大学もあります。

 

どの大学も1週間の上限コマ数が決まっています。上限コマ数はだいたい1週間16コマ~20コマ(1コマ45分~50分の授業)ぐらいです。

 

授業数が上限コマ数を超えた場合は1コマ100元(約1500円)ぐらいの授業手当が出ます。逆に、授業数が上限コマ数に満たないからといって、給料を減らされたりはしません。

 

最近は中国は好景気だからでしょうか、大都市、地方都市にかかわらず、1万元(約15万円)を超える給料を出す大学も出てきました。
 

夏休み・冬休み中の給料

 

夏休み・冬休み中の給料は一般的にどちらかしか出ません。9月採用の場合は冬休み中の給料が、3月採用の場合は夏休み中の給料が出ることが多いです。

 

中国の大学の契約期間は一般的に1年です。新年度が始まる9月採用の場合は契約期間は一般的に9月1日から翌年の6月30日までです。

 

ですから、契約更新をする場合は改めて9月1日から翌年の6月30日までの契約をすることになります。そのため、夏休み中の給料が支払われないことが多いのです。ですから、実質10か月分の給料しか出ない大学が多いです。

 

ただ、大学によっては翌年度、契約を更新したら、夏休み中の給料を出す大学もあります。また、契約を更新する度に、給料がアップする大学もあります。 

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