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日本語と中国語で順番が逆の漢字

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日本語と中国語で順番が逆の漢

前回は日本語と中国語で意味が異なる漢字を紹介しましたが、今日は日本語と中国語で順番が逆の漢字を紹介したいと思います。

私は最近頻尿です。頻尿は日本語では頻繁に尿が出るので、「頻尿」と書きますが、中国語では逆で「尿頻」と書きます。頻よりも尿のほうが前に来ます。おそらく尿が頻繁に出ることから、「尿」のほうを強調したいからなのでしょう。

日本語と中国語では意味が異なる漢字の他に、このように順番が逆の漢字も多数存在します。

ですから、日本語を勉強している中国の学生はうっかりして漢字の順番を逆に書いてしまったり、また、中国語を勉強している日本人もうっかりして漢字の順番を逆に書いてしまったりします。

ただ、漢字の順番が逆なだけで、意味は同じ場合が多いですので、間違え書いてもさほど問題がないのですが、ただ、時には順番が逆なだけではなく、意味が違う場合もあります。

例えば、「生花」と「花生」です。日本語の「生花」は「花を生ける」という意味ですが、中国語の「花生」は「花を生ける」という意味ではなく、「落花生」という意味です。

こちらの動画では、日本語と中国語で順番が逆の漢字として、日本語の「探偵」と中国語の「偵探」、日本語の「暗黒」と中国語の「黒暗」、日本語の「詐欺」と中国語の「欺詐」が紹介されています。

ただ、残念ながら、この動画では一番肝心な部分である「どうして日本語と中国語では漢字の順番が逆になっているのか」については、まったく触れられていません。

その理由は以前何かの本で、中国から日本に漢字が伝わってきた時に、漢字を書き写す役人が睡魔と戦いながら、たくさんの漢字を書き移していたので、それが原因で、漢字を移し間違い、語順が逆になってしまったと書いてあったような気がします。その真相は定かではないのですが、この原因も一理あるように思うのですが。

その他にも、日本語では「売買」ですが、中国語では「買売」、日本語では「胃腸」ですが、中国語では「腸胃」などなど日本語と中国語では語順が逆の漢字がたくさんあります。

日中か中日か

その他で一番気を使うのが「日中」と「中日」です。日本では「日中友好」と言いますが、中国では「中日友好」と言うからです。

やはりどちらの国も自分の国を先にしたいのでしょう。ですから、作文の授業で学生が「中日友好」と書いていたとき、それを「日中友好」に直そううかどうか悩んでしまいます。

私は考えに考えた末、その悩みを解消する方法が思い浮かびました。それは「日中」と「中日」と書くから、どちらが先に来るのかが問題になるので、それならば、「日中」と「中日」を分解して、日本と中国の友好のために、中国と日本の友好のためにすれば良いのではないかと考えました。こうすれば、漢字の順序に一切悩むことなく、添削することができます(笑)

日本と中国の関係は中国語ではよく「难兄难弟」と言われています。つまり、日本と中国は「難しい兄」と「難しい弟」の関係ということです。強いて日本語で言えば「犬猿の仲」になる寸前の犬と猿の関係ということでしょうか。

ここでもやはり問題になるのは「兄」が「日本」なのか「中国」なのか、「弟」が「日本」なのか「中国」なのかということです(笑)

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