鶏の足の先
中国の女性に人気な見た目がグロテスクな食べ物があります。
それはこちらです。
鶏の足の先です。見た目の鶏の足のブツブツ感と硬い長い爪がかなりグロテスクなのですが、中国の女性にとても人気があります。その理由は鶏の足の先には美容に良いコラーゲンがたっぷり含まれているからです。
中国人の女性のお肌がピチピチでモチモチなのはこの鶏の足の先をよく食べていることと大きく関係しているのかもしれません。
鶏の足の先は中国ではソウルフード的な存在であるため、スーパーやコンビニでも売っています。ですから、学生の中には授業の休憩時間のときにも鶏の足の先を食べる学生もいます。
もちろん鶏の足の先はレストランのメニューにもあります。中国ではよく前菜として食べられています。こちらは山椒と唐辛子で味付けされたものです。見た目はあれですが、中身はピリ辛でとても美味しいです。ただ、鶏の足の先は肉の部分が少ないため、何本も食べないと物足りないのですが(笑)
初めて中国に来た日本人がレストランに行って、お客さんたちが鶏の足の先にかぶりついている姿を見ると、カルチャーショックを起こしてしまうかもしれません。私もそうでしたので(笑)
ちなみに、私は美人なお姉さんたちがこの鶏の足の先にかぶりついている姿を見たとき、美人ショックをも起こしてしまいました(笑)
私が好きなのは醤油と砂糖で味付けされた紅焼の鶏の足の先です。この甘塩っぱい味がビールと絶妙なハーモニーを奏でてくれます(笑)。こちらは醤油で赤茶色に色付けされています。そのため、多少グロテスク感もなくなるため、食べる抵抗感も半減されるので、お勧めです。
鶏の足の先の料理を作る動画と食べる動画
こちらは鶏の足の爪を料理している動画です。美味しさがとても伝わってきます。なんだか青島ビールが飲みたくなってきてしまいました。やはりビールのお供は鶏の足の先に限ります。早く中国へ戻って、鶏の足の先が食べたいです。
女子学生たちもこの動画の２人の男の子と同じ感じで鶏の足の先にかぶりついて食べます。中国に来たばかりの頃は、女子学生たちが鶏の足の先をなんの躊躇いもなくかぶりついて食べている姿をよく見つめていたものです。そのため、よく「先生、食べているところを見つめないでください。」と怒られていました。
こちらは日本人が鶏の足の先を食べるのに挑戦している動画です。初めて鶏の足の先を食べた日本人の反応はいかに？！
鶏の足の先は見た目はグロテスクなのですが、とても貴重な部位なのです。なぜなら、鶏の足は２本しかなく、しかも、鶏の足は食べられるところも少ないからです。
ですから、１４億人の胃袋を満たすことができないため、中国は世界中の国々から鶏の足の先を輸入しています。日本も中国への輸出を始めたところです。
実は鶏の足の先の輸出入はお互いの国々にとってメリットがあります。世界中の国は鶏の足の先は食べないため、そのまま捨てられています。しかも、お金を掛けて、捨てられています。
そのお金を掛けて捨てられている鶏の足の先を中国がお金を払って買い取ってくれているのです。
中国にとっても鶏の足の先という貴重な部位を安い値段で買い取ることができますので、お互いにとってまさしくwinwinの関係が成り立つのです。
それだけではなく、捨てられる物がこうして１４億人の胃袋を満たすことができますので、中国の食糧不足をも救ってくれるのです。
ぜひみなさんも中国へお越しの際はビールを飲みながら、鶏の足の先を堪能されてみてはいかがでしょうか。
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