中国ではザリガニはご馳走
日本では昔、ザリガニが食べられていましたが、現在はほとんど食べられていません。しかし、中国では今でもザリガニが食べられています。特に夏場に頻繁に食べられており、ザリガニがご馳走になっています。
ザリガニはエビの一種なのか、カニの一種なのかわかりませんが、中国語では龙虾と言いますので、中国語の漢字から見ると、おそらくエビの一種だと思われます。
こちらの動画で紹介されているようにレストランでは店の前にザリガニが生きたまま売られています。また、生きたまま調理されます。その理由はおそらく新鮮さをアピールするためだと思われます。ザリガニはレストランだけではなく、市場でも売られています。
中国人はザリガニを食べるときもビニール手袋を付けて食べます。中国でビニール手袋が活躍している理由はおそらく中国は箸の国なので、手で食べる習慣がないためだと思われます。
一方、日本では寿司やおにぎりなど直接手で食べるものがあるため、それが生活に染みつき、おそらくビニール手袋を使う習慣が定着しなかったのではないかと思われます。
私もザリガニを食べたことがありますが、あまり美味しいものだとは思いませんでした。しかも、値段も結構します。
私がこの前、皆でレストランでザリガニを食べたときは、ザリガニ1斤(500g)が60元(約900円)ぐらいしました。一皿分頼んだのですが、なんと400元(約6000円)ぐらいしました。ですから、中国ではザリガニは高級食材のため、ご馳走になっており、何かお祝い事などがあるときに、皆でザリガニを食べに行くことも多いです。
ザリガニは殻を剥くのが面倒
ザリガニは殻を剥くのがとても面倒です。しかも、面倒を掛けて剥いても、身が少くないため、労力とそれに対する対価が合いません(笑)。ですから、私の場合は1つだけ剥いて食べたら、もう食面倒なので、ザリガニは食べず、他の料理を食べています。
このようにザリガニの殻を剥くのは面倒ですので、中国ではザリガニの殻を向く仕事があるぐらいです。
こちらのお店では、女子大生がザリガニの殻を剥いてくれるサービスを提供しています。女子大生がというのに賛否があるかもしれませんが、ザリガニの殻を剥くのに慣れていないお客さんにとっては有り難いサービスなのではないかと思います。
ザリガニ専門店のあるお店では、剥師を募集しており、厳しい採用条件をクリアすれば、月給が1万元(約16万円)以上もらえるようです。薄給の私にとってはとても羨ましい限りですが、毎日ザリガニを剥いていれば、手がボロボロになってしまうことでしょう。やはり、大変な仕事は給料が高いのも頷けます。
中国にお越しの際は是非ザリガニを召し上がってみてください。また、女子大生がザリガニの殻を剥いてくれる店に行って、中国語の練習をするとともに、女子大生とのコミュニケーションの仕方を学ぶのも良いかもしれません(笑)
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