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中国の社会問題を題材にしたドキュメンタリー番組③

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中国最貧の村の留守児童の涙

こちらは涙を流さずには見られません。女性のアナウンサーの方も涙目になっています。こちらは両親が出稼ぎに行って、離れ離れになって暮らしている小学校2年生の朗君にスポットが当てられています。

朗君の今の一番の楽しみは週に1度の両親との電話です。そして、1年に1度の春節での両親との再会です。朗君は春節の再会のときに、両親に何をしてあげたいと聞かれたとき、「ご飯を作ってあげたり、お手伝いをしたい。背中や手のマッサージをしてあげたい」と答えていました。なんて親孝行思いの子供なんでしょうか。

朗君はこんなに小さいのに、両親と離れ離れで暮らさなければならない現実と、また、両親も子どもの成長の大切な時期に子供と離れ離れに暮らさなければならない現実。

朗君にとっては、愛情が注がれなければならない幼少期に両親が側に居ないのは本当に寂しくて、辛いことでしょう。朗君に限らず、中国の留守児童はとてもかわいそうです。

朗君には今後も一生懸命勉強して、朗君の将来のために出稼ぎしているご両親に親孝行をいっぱいしてもらいたいです。

乾いた河~中国・留守児童の叫び~

こちらのドキュメンタリー番組は中国の農村部にある寄宿制学校に通う留守児童たちと、その家族や先生たちに密着しています。ナレーションを使わず、声や表情などを通じて、留守児童の心模様を鮮明に描いています。

中国では出稼ぎなどで両親が側にいない16歳未満の子供のことを「留守児童」と呼んでいます。その数は約900万人以上にものぼっています。

こちらの学校の先生方はみんな厳しいです。厳しくするのは勉強に身が入らない留守児童の彼らに愛の鞭を与えるためだと思いますが、ただ、彼らは親がいない寂しさで、人生への絶望感を抱いていますので、先生方は勉強の大切さよりも、親代わりになって、寂しさや人生への不安を解消してあげることがもっとも必要なのではないのかと思いました。

留守児童の中で、両親に捨てられてしまった石鳳鳴さんがいます。彼女は「私は父と母に愛される感覚を知らない。親のいる子が羨ましい。羨ましく思えば思うほど、自分の惨めさが増していく」「みんなからお父さん・お母さんに会いたいでしょと言われるけど、本当に会いたくないの。なんで会わなきゃいけないの。いまさら帰って来られても困る。正直あなたたちにまた来てほしいし、もう来てほしくないとも思う。」と心の声を打ち明けています。

彼女が悲しみをこらえて、カメラにずっと微笑み掛ける姿はまるでピエロのように悲しみを隠して、笑っているかのように見えました。彼女はまだたったの12歳なのに、心には人生への無力感がとても漂っています。

ですから、先生方や周りの大人たちがなんとか彼女に救いの手を差し伸べて、彼女を無力感から救ってあげてほしいと思いました。

それでも学び続けたい~中国農民工の子たち~

こちらのドキュメンタリー番組では農村戸籍によって、夢も希望も立たれてしまった子どもたちの哀しい姿と、子どもたちの未来のために奮闘する李校長の姿が描かれています。

中国では農村戸籍の子どもは簡単には都市の学校に入れません。ですから、中国もインドと同じで、生まれたときからもう身分が決まっていると言っても過言ではありません。

戸籍で人生の大半が決まってしまうなんておかしいことだと思います。小学生で夢を諦めなければならない子どもたちの姿を見て、とても胸が痛みました。

教育までもが貧困層に生まれた子供の心まで歪めてしまうのは今の21世紀の時代においては決してあってはならないことです。

習近平国家主席にもぜひこのドキュメンタリー番組を見てもらって、子どもたちの悲痛な心の叫び声を聞いていただきたいです。

そして、習近平国家主席に中国の子どもたちの未来のためにも、早急な戸籍制度の抜本的な改革をお願いしたいです。

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