大手スーパーや高級レストランよりも個人商店や屋台がお勧め
中国は日本に比べたら、愛想がない店員さんがとても多いです。店員さんは一般的に「いらっしゃいませ」という言葉も言わなければ、「ありがとうございました」という言葉も言いません。なぜなら、中国では「お客様は神様」ではないからです。
中国ではその反対で「俺の店があるから、お前らは助かっている」というお役人のような考えがあります。ですから、愛想がなくて、当然なのです。
中には愛想が良い店員さんもいます。ただ、中国の場合は大手スーパーや高級レストランだからといって、店員さんが愛想が良いとは限りません。むしろ小さい個人商店や屋台のほうが愛想が良い店員さんが多いと思います。

ですから、私は少し遠くても、少し値段が高くても、できるだけ個人商店に行くようにしています。

また、料理があまり美味しくなくても、衛生面があまり良くなくても、できるだけ屋台に足を運ぶようにしています。

なぜなら、そこには義理と人情があるからです。
中国では大手スーパーや高級レストランの場合でもみんなロボットみたいな感じで、サービス精神のようなものが微塵も感じられないことが多いです。
例えば、大手スーパーであっても、店員さんが座りながらレジをしていたり、店員さんがお客のお会計をしているにもかかわらず、隣のレジの人と話しながら会計していたりします。
また、店員さんが商品を蹴りながら運んでいたり、食べ物を食べながら仕事をしていたり、ショッピングカートを運ぶ係りの人はお客がいるのにもかかわらず、退けと言って、強引に通ったりします。
最初、私は中国へ来たとき、これらの光景を見て、カルチャーショックを起こしてしまいましたが、慣れは怖いもので、今ではなんとも思わなくなってしまった自分がいます。
中国人は1度仲良くなると家族のように親切にしてくれる
個人商店の店員さんも中には愛想がない人もいますが、大部分の人はとても親切です。私が以前通っていた文房具屋さんのおばさんは私が行くたびにとても親切にしてくれたのを今でも覚えています。
たとえば、私が行くたびに「何を買いに来ましたか」と言って、一緒に商品を探してくれたり、物を買ったときに鞄に入れるのを手伝ってくれたり、瓶のビールを買ったときはビールが落ちないように、袋を2重にも3重にもしてくれたりしました。
中国人は1度仲良くなると、このようにまるで家族のように親切にしてくれます。
個人商店や屋台ですと、義理や人情みたいなものを味わえるだけではなく、中国語の能力も高めることができます。なぜなら、会うたびに声を掛けてくれたりするからです。
特に屋台の場合は食べながら、屋台のおじさんやおばさんと会話をすることができます。高級レストランの場合だと、なかなかそうはいかないかと。
以上の2つの理由から、私は大手スーパーや高級レストランよりも個人商店や屋台をお勧めしたいのです。
特に外国人がまったくいないような小さな地方都市ですと、個人商店や屋台へ足を運ぶことをお勧めしたいと思います。なぜなら、大都市ですと、日本人に会ったからと言って、誰も驚いたりしませんが、小さな地方都市ですと、その驚き方が異常だからです。
「本当に日本人なのか」と何度も聞かれたり、本物の日本人だとわかると、店員さんがすごい集まってきて、取り囲まれ、質問攻めにあったりします。まるで芸能人になったかのような感じになります(笑)
日本では都会の人は冷たく、田舎の人は暖かいと言われていますが、中国でもそれは同じで、田舎の人はとても義理や人情があり、親切にしてくれます。
