名前由来紹介
名前由来紹介は名前の由来を日本語で紹介するものです。名前由来紹介は初めてのクラスで、自己紹介してもらうときに行うと良いです。あるいは、作文の時間に行うのも良いです。
日本人の名前でしたら、名前の由来がなんとなく見当が付きますが、中国人の名前になりますと、見当が付かないことが多いです。また、名前を見ただけでは男性か女性かわからないことも多いです。
ですから、名前の由来を紹介してもらうと、クラス全員がお互いのことを理解できる機会になると同時に、教師にとっても中国語の勉強になりますので、まさしく一石二鳥です。また、名前の由来がわかならい人は両親や祖父母に聞いたりしますので、学生と家族とのコミニケーションも生まれ、まさしく一石三鳥になります。
日本人の名前の由来の例
歩(あゆむ) 一歩一歩しっかり人生を歩んでいってほしい
照明(てるあき) 周りの人を明るく照らすような人になってほしい
優花(ゆうか) 優しく、花のような存在であってほしい
キラキラネーム
時間があったら、日本のキラキラネームについて、紹介したら良いです。キラキラネームとはその名の通り、キラキラと輝いている名前です。ただ、世間一般では一般常識から著しく外れた珍しい名前と揶揄されることが多いですが。
キラキラネームの例
夢叶(むか)
唯一神(ゆいか)
姫守(ひも)
夜空(ないと)
キラキラネームランキング
日本のキラキラネームを紹介し、何と読むのかクイズすると同時に、中国にもキラキラネームなるものが存在するのかを聞いてみるのも良いです。また、キラキラネームについて、どう思うかについて、学生たちといろいろ討論してみると良いです。
日本ではキラキラネームについて、肯定的に捉えている人が少なく、実際、名付けた親たちも後になって後悔の念を募らせていることが多いようです。
日本では「キラキラネームは学校の先生を困らせる」「キラキラネームをつけた親はそういう人なんだなと思って、一歩引く」「難関受験校ではキラキラネームの子は書類だけで不合格にされるのではないのか。また、採用試験の際、企業側はキラキラネームの学生の採用には二の足を踏むのではないのか」というような否定的な意見が多いです。
また、キラキラネームとはちょっと違いますが、以前、子供に「悪魔」という名前を付けようとした父親がいました。ただ、東京法務局は別の名前を付けるよう父親に指導したのですが、父親は「あくま」という名前にこだわりがあったのか、「亜区馬」や「阿久魔」という他の漢字を用いて、市役所に届け出ました。しかし、市役所はその名前も不受理としたため、父親が家庭裁判所に不服申し立てを起こし、裁判を起こしました。
この悪魔君の名前問題ついても中国の学生と討論してみると面白いかもしれません。
コメント