世界一寒い所と暑い所
最近ルーヒー・チェネットさんのユーチューブ動画を知り、よく見ています。
これらの動画はルーヒー・チェネットさんが実際に行った世界一寒い所と暑い所です。ルーヒー・チェネットさんのドキュメンタリー動画はギネス世界記録に迫るみたいな感じなので、とても興味深くためになります。
世界一寒い所はロシアのヤクツークで最低気温は-71度です。一方、世界一暑い所はイランのルート砂漠で最高気温は70.7度です。その温度差はなんと142度近くにもなります。
この世界一の極寒地獄と酷暑地獄を両方とも体験してしまった人はこの世の中におそらくルーヒー・チェネットさんしかいないのではないかと思います。
当たり前ですが、極寒で暮らすのも酷暑で暮らすのもとても過酷です。極寒では息を大きく吸い込めば呼吸器官が凍りついて死んでしまいますし、酷暑では水分を十分に取らなければ脱水症状を起こし、死んでしまいます。ですから、ルーヒー・チェネットさんが撮影したこれらの動画はまさしく命懸けです。
究極の選択として、ディベートの授業でこちらの動画を見せて、「住むなら極寒の地か酷暑の地か」でディベートしたり、作文の授業で「住むなら極寒の地か酷暑の地か」で作文を書かせたりすると良いと思います。
興味深いテーマだと、学生たちの話したり、書いたりしたいというモチベーションを高めることができますので、テーマの選定はやはりとても大事です。
もちろん身近なテーマは話しやすかったり、書きやすかったりして良いのですが、たまにはこういう地球の神秘的なテーマなどを出すと、学生たちの知的好奇心をもそそるのではないかと思います。
それから、こちらの動画の日本語のナレーションも日本語教師にとって勉強になります。なぜなら、こちらの動画の日本語のナレーションはよく促音と長音の発音が抜け落ちているからです。
コメント欄にも「小っちゃい「っ」が言えないナレーターが気になる」とか「開始早々、「モトモ暑い~」というナレーションに癒されている自分がいる」とかがありました。
促音や長音が抜け落ちると、どうしてもこういうふうに可愛く?幼く?聞こえてしまいますので、こちらのナレーションを使って、学生の促音と長音の発音練習をするのも良いと思います。
コメント