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中国国内在住者限定求人

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中国国内在住者限定求人

 

私の大学は招聘状の見込みが限りなくゼロに近いため、私は違う大学に移る意を決しました。さすがに何の希望もなくこれ以上待ち続けることは私にはできません。この状態のままでいると、1年が2年に、2年が3年に、3年が4年に・・・という無限ループに入り込んでしまいそうです。

 

早速何校かの大学の求人ついて問い合わせてみたのですが、

 

しかし

 

どの大学も現状は中国国内在住者限定だと言われ、悲しみブルーになってしまいました。私は速効で振り出しに戻されてしまいました。まるで人生ゲームの振り出しに戻るマス目に止まってしまったような心境です。

 

果たして中国国内在住者限定でどれだけの外教を採用することができるというのでしょうか。中国国内在住者限定だけであれば、きっと各大学で外教の奪い合い合戦になるに違いないと思うのですが。

 

また、それにともない、オークションではありませんが、激しい採用合戦により、外教の給料も跳ね上がるのではないかと思うのですが。

 

この状況はまさしく中国国内にいる外教にとっては天国でしょうが、中国国外にいる人にとってはもう地獄です。これは早く中国への未練を捨てて、国内や他国で日本語教師になるべきだという神様からの思し召しなのかもしれません。

 

ただ、1度中国の大学で日本語教師を経験してしまっている私にとっては、国内や他国での日本語教師は眼中にも入らないのが本音なのですが(笑)。なぜなら、中国の大学の日本語教師は何のストレスもなく、何のしがらみもなく、ただ学生のためだけに、自由気ままに働けるからです。

 

中国の大学の日本語教師は学生と同じキャンパスに住んでいますので、常に学生との交流に重点を置けるところが何と言っても最大の魅力です。私はかつて寮で日本語コーナーを開いていたことがあるのですが、ただ、寮の場合は飲み食いができるので、日本語コーナーというよりも飲み食いがメインになってしまうのですが(笑)

 

このように中国の大学は職場として最高なので、私はなかなか中国への未練が捨てきれないのです。

 

日本では昨日から外国人の新規入国制限が解除され、技能実習生や留学生などの入国が可能となりました。日本政府が新規入国制限の解除に踏み切った理由は海外との往来を再開させることによって、日本経済の活性化につなげたいからのようです。

 

出入国在留管理庁によると、技能実習や留学といった在留資格の事前認定を受けながら、来日できない外国人は約37万人もいるそうです。日本でこれだけの人数ですから、中国の場合は来中できない外国人はいったいどれぐらいいるのでしょうか。

 

これを受けて日本は外国人入国者の枠を1日あたり5000人程度に広げるようです。中国もきっと1日の外国人入国者の枠があるために、招聘状の発行の人数制限を行っているのではないかと思います。ただ、その枠が限りなく少ないために、そのせいで招聘状がなかなか発行されないのではないかと思います。

 

今後、中国も日本と同様に外国人の新規入国制限を解除してくれれば良いのですが、残念ながら、その見込みは限りなくゼロに近いと思います。なぜなら、日本の新規外国人の入国の条件にワクチン接種があるのですが、そのワクチンは日本国内で承認されているファイザー、モデルナ、アストラゼネカだけが対象となっているからです。

 

このように中国製のワクチンが入っていませんので、今まで通り日本には中国人の技能実習生や留学生は入国ができない状態が続きます。ですから、きっと中国も中国の面子を保つために、更なる対抗措置を講じてくるのではないかと思います。そうなれば、中国への渡航を待ち望んでいるものにとってはまさしく踏んだり蹴ったりです。

 

人生は選択の連続と言いますが、私はあの冬に日本へ帰国してしまったことが完璧に選択の間違いでした。今思えばまさしく後悔先に立たずです。今後は究極の選択に迫られますがその選択が果たして吉と出るか、凶と出るか。未来の自分のためにも、今後は一か八かの選択の賭けに出るしかないと思っています。この選択が正しい選択になることを願うばかりです。

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