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便利な中国の銀行カード

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デビットカード機能

 

中国の銀行カードにはデビットカード機能が付いています。ですから、スーパーなどで買い物をするとき、現金を使わずに、銀行カードで払うことができます。

 

払い方も簡単で、レジで銀行カードを提示し、6桁のパスワードを押すだけです。とても便利です。ただ、クレジットカードとは違い、自分の銀行口座にお金がなくなったら、使えません。

 

銀聯(Union Pay)の機能

 

中国の銀行カードには銀聯(Union Pay)という中国国内でも海外でも使えるオンライン決済システムが付いています。日本へ一時帰国したときなどに役立つのがこのオンライン決済システムです。

 

銀聯(Union Pay)付きの銀行カードであれば、日本のATMなどでお金を引き出すことができます。しかも、中国の銀行口座にある元を円で引き出すことができます。

 

お金を引き出すことができるATMは銀聯(Union Pay)のロゴがあるATMです。特に、セブンイレブンのATMで引き出すのが一番便利です。

 

お金を引き出すときのレートは銀聯レートというものが採用されています。銀聯レートは1日1回、中国時間の午前11時頃に更新されます。銀聯レートは中国の空港や日本の空港の両替所のレートよりもだいぶ良いです。

 

ただ、銀聯カードを利用して、日本のATMでお金を引き出す場合、2つの手数料がかかります。

 

日本側の銀行の手数料

 

日本側の銀行の手数料は引き出す金額によって、手数料が違うわけではなく、ATM利用1回につき、○○円の手数料を取る形になっています。ですから、1回でたくさんのお金を引き出せば、手数料を安く済ませることができます。

 

セブンイレブンのATMの手数料は1回につき、110円程度です。

 

中国側の銀行の手数料(境外手続費)

 

中国側の銀行の手数料は銀行によって、大きな違いがあります。中国の銀行の最大手の中国銀行の場合は引き出し額の0.5%(1回あたり最低15元、最高50元)かかります。

 

ただ、銀行の中には条件付きで引き出し手数料が無料の銀行もあります。その中の1つが中国光大銀行です。

 

中国光大銀行の場合は銀行カードを作るときに、出国卡(出国カード)というものを作れば、月2回まで引き出し手数料が無料です。
 

セブンのATMでの1回の引き出し限度額は現在10万円です。また、1日の引き出し限度額も決まっており、1日1万元(約15万円)までです。また、年間10万元(約150万円)までしか引き出せません。

 

ただ、この年間引き出し限度額は1カードにつきの年間引き出し限度額なので、複数の銀行カードを持っている場合、例えば、銀行カードを2枚持っている場合は20万元(約300万円)まで引き出せます。

 

また、銀聯(Union Pay)付の銀行カードがあれば、日本の銀聯の加盟店でデビットカードのように買い物をすることができます。オンライン決済ですので、手数料も取られません。

 

しかも、お店によっては10%引きになるお店もあります。ですから、一時帰国のときに買い物するときは銀聯加盟店のお店で買い物すると、とてもお得です。

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