半額マン
日本に一時帰国してから、かれこれもう半年以上が経ちました。ですので、もう一時帰国ではなくなってしまいました。
一時帰国中の現在も中国の給料で日々日本で生活していますので、日本と中国の物価水準の違いから、すぐに1ヶ月分の給料がなくなってしまいます。特に、日本の外食は高くて、なかなか外食ができません。日本で外食すれば、1食1000円(約66元)近くします。ですから、1ヶ月に1回ぐらいしか外食をしていません。
中国にいたときはほぼ毎日外食していたのですが。中国では大学近くの学生街で外食すれば、1食10元(約150円)ぐらいで済みますので。ですから、中国では自炊するよりも外食をしたほうが安くつきます。それだけではなく、ご飯を作る手間や後片付けの手間も省けます。
私の家は共働きの家庭なので、両親の帰りが遅くなるときが多々あります。そんなときは、スーパーに行って、弁当や惣菜を買って来て、食べています。幸い日本のスーパーには美味しい弁当や惣菜がたくさん売っていますので、毎日食べても飽きないぐらいです。
スーパーでよく弁当や惣菜を買って食べるなんて、とても贅沢だと思われるかもしれませんが、実際買っているのは全部半額のものです。やはり半額でなければ、薄給の私には手も足も出ませんので。そのため、半額の時間になる頃を見計らって、よくスーパーに出没しています。
そのためか、毎回スーパーの弁当・総菜コーナーで、半額マンである同じ顔触れの面子を見掛けることが多々あります。彼らもきっと私と同じような境遇であるため、私は彼らに親近感を持ってしまうとともに、ライバル心をも持ってしまいます(笑)
スーパーの弁当・惣菜コーナーに行くと、いつもだいたい同じ時間帯に半額のシールを貼る店員さんが登場するのですが、私たちはこの店員さんのことを福の神だと思っています(笑)
福の神もその日の仕事が忙しい時には、ヒーローや中国のお偉いさんのように遅れて登場することがあるのですが、私はそんなときは、福の神が登場するまで、店内をうろうろしながら、待つのが我流になっています。
これぐらいのことでしたら、まだぜんぜん厚かましくはなく、みなさんもやられていると思うのですが(笑)、私の弁当や惣菜争奪戦のライバルたちの中には更なる強者がいます。
その強者はなんと半額になる前から、自分の欲しい弁当や惣菜を買い物かごに入れて保留しておき、福の神が登場するとともに、それらに半額のシールを貼ってもらうのです。これを厚顔無恥とは言わず何というのでしょうか。さすがの私でもそこには理性がちゃんと働きますので、そんなことは到底できません。
ケチケチ母ちゃん
スカッとジャパンではありませんが、いつか彼にスカッと言ってくれる人物が登場してくれることを願ってやみません(笑)
世の中には知らないだけで、まだまだ厚顔無恥な人が山ほどいるようです。こちらのケチケチ母ちゃんはなんと他人の買い物かごの中から商品を強奪しています。この場合、やはり罪に問われるのでしょうか。弁護士ドットコムの先生方の見解をぜひ伺ってみたいです(笑)。もし罪に問われないのであれば、私も彼の買い物かごに入っている半額弁当と半額総菜を強奪してみようかと思っています(笑)
会話の授業で、学生にケチケチ母ちゃんの動画を見せた後、学生のケチケチエピソード、あるいは、学生が見聞きしたケチケチエピソードを話してもらうのも面白いと思います。
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