1文字しりとり
授業時間が余ってしまったときに、お勧めなのがしりとりです。
しりとりは単語の復習になるばかりではなく、語彙も増やすことができます。
しりとりの中で1番オーソドックスなのが1文字しりとりです。中国にはしりとりはありませんので、しりとりをするときはまず簡単に学生にルールを説明する必要があります。例えば、おしりに『ん』が付く言葉を言ったら、負けであることや(頭に『ん』が付く言葉がないため)、時間内に言葉を言えなかったとき、負けであることなどです。
1年生にとっては限定しりとり(例えば、「食べ物」「飲み物」「場所」などのカテゴリーを決める)をするのは難しいですので、1年生の場合はカテゴリーを決めずに、また、言葉は名詞でも、形容詞でも、動詞でも良いことにしたら、長く楽しむことができます。
しりとりは1人でしりとりをしたり、隣の人と2人でしりとりをしたり、あるいは、グループごとでしりとりをしたりすることもできます。
また、言葉だけではなく、黒板に文字を書きながら、しりとりをすることもできます。そのときはグループ対抗などにしたら、とても盛り上がります。
2文字しりとり
2、3年生ぐらいになると、2文字しりとりをすることもできます。例えば、「さくら→くらい→らいち」などのような感じでです。2文字しりとりの場合はおしりの2文字の頭に『ん』がついたら、負けになります。例えば、「がっこう→こうさてん→てんき→んき×」などのような感じでです。
1文しりとり
しりとりに慣れてきたら、1文しりとりをすることもできます。おしりの1文字を使って、文を作ります。例えば、「りんごはおいしい→いすを買う→うちへ帰る」のような感じでです。
1文しりとりの場合は「です・ます体」を使うと、「です」「ます」ばかりになってしまいますので、普通体で文を作ってもらいます。2,3年生の場合は長い文を作ってもらうと、文を作る良い練習にもなります。例えば、「とりにくは体にいいので、よく食べる→ルビーを買うため、宝石店に行く→クリスマスになると、街はロマンチックな雰囲気になる」のような感じでです。
しりとりクイズ
しりとりクイズは自分でしりとりを作っていき、その途中の言葉を何カ所か隠して、そこにどんな言葉が入るかを当てるゲームです。例えば、「ちゅうごく→○○○○○→すいか→○○○○→げた」のような感じでです。当たった人にお菓子などの景品をあげると、更に盛り上がります。
漢字しりとり
漢字しりとりは熟語の最後の漢字を使って、しりとりをします。同じ漢字であれば、読み方が違っても、OKにすると、長く続けることができます。例えば、「大学(だいがく)→学生(がくせい)→生物(なまもの)→物理(ぶつり)」のような感じでです。ただ、漢字しりとりは、知っている熟語が少ないと、難易度が高くなりますので、1年生にはちょっと難しいかもしれません。
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