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中国学生村~農村の逞しい子どもたち~

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中国学生村~農村の逞しい子どもたち~

 

 

中国雲南省の山の中腹にぎっしりと立ち並ぶ小さな小屋があります。ここは学生村と呼ばれています。なぜ学生村と呼ばれているのかと言いますと、この小屋は家が遠くて学校へ通えない子どもたちのための家だからです。

 

こちらの学生村には電気や水道もなく、子どもたちは不便な生活を送っていますが、逆に不便な生活だからこそ、学べるものもたくさんあります。それは今の日本の子どもたちには足りない不屈の精神や忍耐力、そして、心の豊かさなどです。

 

学生村の子どもたちは、たとえどんなに貧しくても、毎日一生懸命生きています。子どもたちの目は光輝いており、明るさと希望で満ち溢れています。

 

子どもたちには、これからも数々の困難を自分たちで乗り越え、様々なことを学びながら、大きく成長していってもらいたいです。

 

こういう苦労をしてきた子どもたちこそ、将来中国の高官になってもらいたいです。そうすれば、明るく人民に優しい中国という国が実現できる日が来ることでしょう。

 

 

アイスボーイのワン君

 

 

今中国は都市部はものすごい経済発展をしていますが、農村部は経済発展から取り残されており、今でも中国の農村では子どもたちが貧しい暮らしをしています。

 

 

みなさんはこちらの少年をご存じでしょうか。こちらの少年も雲南省の農村で暮らしています。名前はワン君と言います。ワン君は今年1月、通学途中に、寒さで髪と眉が霜だらけになってしまいました。また、手がむくみ上がり、真っ赤になってしまいました。

 

なんとワン君は毎日片道4.5キロの道のりを1時間以上かけて通学しており、写真を撮影した日の気温は、なんと氷点下9度でした。

 

この写真がSNSで拡散されると、ワン君は「アイスボーイ」と呼ばれるようになり、農村部の子供の貧困問題に関する議論が中国で白熱しました。

 

ワン君は記者にこう語っています。「通学路は寒いけど、どうってことないよ」と。そして、「将来は警察官になって、悪いやつらをやっつけたい」と。ほんと農村部の子どもたちは逞しいです。

 

1日も早く中国の農村部の貧困問題が解決されることを願うばかりです。

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