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「ろ」(授業面)

自己紹介で名前の由来紹介

「ろ」(授業面)
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自己紹介で名前の由来紹介

 

新しいクラスを受け持ったときの最初の授業では、顔と名前を覚えるため、自己紹介をしてもらうことが多いと思います。

 

自己紹介では名前、出身、趣味、好きな〇〇などを話してもらうことが多いと思いますが、ただ、日本人教師が何人もいる大学の場合、学生たちは最初の授業で何度も自己紹介することになり、自己紹介が億劫になってきます。

 

そこで、違った観点から自己紹介してもらうと良いと思います。それは名前の由来について紹介してもらうことです。

 

自己紹介では名前だけ言ってもらうことが多いと思いますが、名前の由来も話してもらうことで、教師にとっては学生の顔と名前が覚えやすくなりますし、学生にとっても日本語で自分の名前の由来を説明することによって、日本語で説明する力が付きます。

 

さらには学生たちにとっても、クラスメートの名前の由来を知ることができ、クラスメートの相互理解にもつながります。名前は知っていても、名前の由来までは知らないことが多いですので、クラスメートのことをより深く理解することができます。

 

また、日本人に自己紹介をするとき、名前だけを言っても、どの漢字を使った名前なのかほぼ伝わりませんので、名前の由来を紹介してもらう前に、自分の名前の漢字を日本語の単語などを使って、説明してもらうのも良いと思います。

 

例えば、習近平さんを例にとると、『私の名前は習近平(しゅうきんぺい)です。苗字の習は学習の「習」です。名前の近平の近は最近の「近」で、平は平均の「平」です』のような感じでです。

 

それから、初めての授業で学生の名前を呼ぶとき、中国語で呼ぶのも良いと思います。学生も日本人教師に母語の中国語で名前を呼ばれると、親近感が湧くと思いますので。それだけではなく、自分にとっても中国語の練習になりますので、まさしく一石二鳥です(笑)

 

もし学生の名前に読めない漢字があったときは事前に読み方を調べても良いですが、学生に直接読み方を教えてもらうのも良いと思います。また、発音が悪ければ、発音を矯正してもらうと良いです。これだけで学生との新たな双方向のコミュニケーションが生まれますので、まさしく一石三鳥になります(笑)

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