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昔話の読解教材⑱ 『欲張りな犬』

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『欲張りな犬』の本文と単語・文法

肉屋さんは、肉を切り分けていました。肉屋さんは、ちょっと力を入れ過ぎて、テーブルの下に大きな肉の塊を落としてしまいました。その時、お腹が空いた一匹の犬が通り掛かりました。犬はラッキーと思い、肉の塊を銜えて、走って行きました。

肉屋さんは「こら待て、この泥棒犬!」と言いながら、犬を追い掛けましたが、足の速い犬には追い付けませんでした。犬は、町外れの橋の上まで来ました。犬は「ここまで来れば、大丈夫だろう」と思いました。橋の上には、誰もいません。犬は、ゆっくり楽しんで、肉を食べようと思いました。

その時です。犬がふと橋の下を見ると、もう一匹犬がいました。しかも、その犬は、自分のより大きくて、美味しそうな肉を銜えていました。「よし。脅かして、あの肉も、奪ってやろう」犬は、大きな声で「ワンワン」と吠えました。すると、犬が銜えていた肉は、川にポチャンと落ち、ブクブク川の底に沈んでいきました。橋の下を見ると、もう一匹の犬は、もう肉を銜えていません。犬は、寂しそうに「クーン」と鳴きました。実は、橋の下の犬は、水に映った自分の姿だったのです。

 

単語

欲張り 切り分ける 力を入れる 塊 通り掛かる ラッキー 銜える 追い掛ける 追い付く ふと 脅かす 奪う 吠える 沈む 鳴く 映る

文法

動詞(て形)+ていました
 

『欲張りな犬』の内容確認の質問

①肉屋さんは何をしていましたか。
②肉屋さんは肉を切っている時、どんな失敗をしましたか。
③その肉はどうなりましたか。
肉屋さんはどうして犬を追い掛けたと思いますか。
⑤どうして肉屋さんは犬に追い付けませんでしたか。
⑥犬はどこまで来ましたか。
⑦犬が橋の下を見ると、何がいましたか。
⑧その犬は何を銜えていましたか。
⑨犬はどうやってその犬の肉を奪おうとしましたか。
⑩その結果、どうなりましたか。
⑪橋の下の犬の正体はいったい何ですか。
○○さんも、何か欲張って、失敗してしまったことがありますか。

このような短い読解教材でしたら、読解の授業に限らず、他の授業でも、最初の軽いウオーミングアップや時間が余ってしまったときなどに、取り上げることもできます。    

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