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「ろ」(授業面)

涙のごまかし方っ

「ろ」(授業面)
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涙のごまかし方っ

 

 

先日、あたしンちを見ていて、このテーマを日本語コーナーで使ったら、面白いのではないかと思いました。

 

私の日本語コーナーでは日本語のゲームをして遊ぶ以外に、テーマを決めて、各自に自由に話してもらうことが多いです。たまにテーマを決めずに、雑談することもあるのですが、雑談の場合は話が途切れ、沈黙してしまったり、話が次々に飛んでしまうことも多々あるので、やはりテーマを決めてやるのが一番無難だと最近改めて思うようになりました。

 

また、会話の授業でもテーマを決めて、各自に自由に話してもらうこともあるのですが、その場合は日本語が上手で自由に話したい学生にとっては良いのですが、日本語が上手ではない学生や教科書通りに授業を進めてほしい学生にとってはこのような授業は敬遠されてしまうので、やはりこういう授業はやらないほうが良いのかなと思い悩んでしまうことも多々あります。

 

個人的にはテーマについて各自話してもらう授業は授業準備をしなくて済むので、楽なのですが(笑)。ただ、その場合は踊るさんま御殿のさんまさんのようにトークをいろいろな学生に振って、場を盛り上げなければならないので、そこがとても難しいところなのですが。

 

私も年齢を重ねるごとに涙もろくなってきているので、週刊ストーリーランドのような感動的なお話を見ると、すぐに涙腺が崩壊してしまいます。

 

日本語能力試験の翌日は遠征組の学生たちが授業を休むことが多いので、授業をやらず、ドラマや映画を見せることが多いのですが、やはり『火垂るの墓』を見せると、学生たちだけではなく、私も涙腺が崩壊してしまいます。

 

ですから、私は学生たちに涙を流しているところを見られないようにするために、一番前の席に座って見るのではなく、一番後ろの席に座って見ています。これなら、いくら涙を流しても、学生たちに見られる心配はありません。

 

今思ったのですが、涙のごまかし方というテーマの後に、ベットシーンが流れたときのごまかし方についても話してもらうのも良いのではないかと思いました(笑)。実際、これは「クイズ100人に聞きました」の問題としても出題されていました。1位は何だったか忘れてしまいましたが。

 

私も子供のときテレビを見ていたときに、ベットシーンが流れたことが何度もあるのですが、私は両親のごまかしをもろともせず、興味津々でそのシーンをずっと見つめて、興奮していました(笑)。ですから、きっと両親はとても気まずい思いをしてしまったことでしょう。

 

以前、日本の中学校の先生が授業中、私物のパソコンを使っていたため、誤って卑猥な画像が画面に映し出さてしまったという悲しい事件がありましたが、この先生も相当気まずかったのではないかと思います。やはりこればかりはごまかしが効かないので、自分も気を付けなければいけないと肝に銘じました。

 

また、ロシアの大学では授業中にAVを見ていた学生のイヤホンが外れてしまったという悲しい事件がありましたが、この学生も相当気まずかったのではないかと思います。

 

私は一番前の席で堂々と早弁をしている男子学生を見たことはありますが、さすがに一番前の席で堂々とAVを見ている男子学生には今まで遭遇したことはありません。

 

日本の中学校の先生がその後取ったリアクションも気になりますが、こちらの学生がその後取ったリアクションも物凄く気になります(笑)

 

このニュースを書いていて思ったのですが、「涙のごまかし方」というテーマよりも「気まずかったこと」というテーマで話してもらったほうが盛り上がるのではないかと思ってしまいました(笑)

 

ちなみに、私の気まずかったことは大学の離任時にある学生からお別れの挨拶の電話が来たとき、犬のようにわんわんと泣かれてしまったことです(笑)。これは気まずかったことというよりも嬉しかったことかもしれませんが(笑)

 

私のような日本語教師でも、中にはこのようにとても慕ってくれる学生もいますので、やはり中国の大学の日本語教師はやめられないと思いました。それとともに、すべての学生から慕われる教師を目指すのではなく、1人の学生でも良いので、このように心から慕われる教師を目指すべきだと思うようになりました。これは友達をたくさん作るよりも、1人でも良いので、一生付き合える親友を作ることと非常に似ています。

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