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「ろ」(授業面)

中国の大学の授業で使う教科書

「ろ」(授業面)
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授業で使う教科書

 

赴任時は授業で使う教科書も自分では決められません。日本語学科の主任などが決めたり、前年度いた日本人教師が○○の教科書を使っていたので、今年度もその教科書を継続して使ったりします。

 

日本語学科に教科書を出版した教授などがいれば、必然的にその教科書を使うことになります。

 

日本人教師と中国人教師が同じ教科書を使って教える場合もあります。その場合は一般的に日本人教師はその教科書の会話部分を教え、中国人教師はその教科書の文法部分を教えます。そのため、中国人教師と授業の進度を合わせなければなりませんので、この場合は授業の進度調節が大変です。

 

教科によっては教科書がない教科もあります。その場合は自分ですべて教材を準備しなければなりませんので、かなり大変です。

 

赴任したときは使う教科書がすでに決まっており、学生の分の教科書もすでに発注されていますので、教科書を変えることはできません。

 

ただ、学生のレベルに対して、教科書が難しかったり、教師自身が使いにくかったりした場合は日本語学科の主任などと相談すれば、違う教科書に変えることもできます。

 

しかし、その場合は学生はまた新たに教科書を買わなければなりませんので、経済的な負担になってしまいます。

 

コピーした教科書

 

学生にまた新しい教科書を買わせると、学生の経済的な負担になってしまいますので、その負担を和らげるための方法として、その教科書をコピーして使うという方法もあります。

 

教科書の厚さにもよりますが、コピー屋さんに行けば10元(約150円)ぐらいで、教科書1冊を丸々コピーすることができます。しかも、全部店員さんがやってくれます。教科書は一般的に30元(約450円)~50元(約750円)ぐらいしますので、教科書を変えたい場合はコピーして使ったほうが断然お得です。

 

教科書は学期の初めに時間割とともに、無料で配られます。次年度も契約を更新する場合は次年度使う教科書の要望などを聞いてもらえるので、自分で教科書を選定することもできます。

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