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中国の凄い発想のビル

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中国の凄い発想のビル

 

毎日暑い日が続いていますね。ということで、今日はそんな暑さを吹き飛ばさせてくれる中国のビルを紹介したいと思います(全然中国の大学の日本語教師と関係ない記事で、申し訳ございません。最近ネタ切れでして。)

 

中国は建築基準が厳格ではないためか、それとも、中国の建築家の発想が素晴らしいためか、ものすごくユニークな建物がたくさんあります。

 

今日はその中で、貴州市の列変国際広場にある凄い発想のビルを紹介します。

 

 

それはこちらの滝ビルです。こちらの滝ビルはホテルや商業施設などが入っている複合商業ビルです。まだ建設途中のビルなんですが、滝はこのようにもうすでに流れています。

 

この滝ビルは一瞬、ビルの水漏れか、あるいは、ビルが小便をしているように見えるかもしれませんが、ただ、こちらの滝ビルからは多くの人の目を楽しませたいという中国の建築家の心意気が感じられてきます。

 

実際、ビルから滝が流れている映像をご覧になりたい方はこちらをどうぞ。この滝ビルは窓拭きが要りませんし、火事が起きても大丈夫です。また、この滝ビルの前を通ると、涼しそうですので、暑い夏にぴったりです。まさしくビルのクールビズのような感じです。

 

この滝ビルのセンスの無さは何なんだと思う人はきっと中国での生活には適応できないと思います。逆に、この滝ビルを自然景観と人文景観の奇跡的な融合だと称賛できる人はきっと中国の暮らしに適応できるに違いないでしょう。

 

中国人の発想は天才というか、馬鹿というか。でも、天才と馬鹿は紙一重であることがよくわかります。

 

時には中国の学生の中にもこの滝ビルのような奇想天外な発想をする学生がいますので、そんな学生たちをたくさん集めて、新たなビジネスを起こすと良いかもしれません。

 

滝ビルの問題点

 

この滝ビルの高さは121mあり、滝は高さ100mのところから流れ落ちているのですが、ただ、滝を流すために地下からポンプで水を吸い上げなければなりませので、電気代が1時間当たり800元(約13600円)かかります。

 

ですから、自然景観には良いのですが、自然にとっては良くありません。ただ、このビルの宣伝費としては、安いかもしれません。例えば1日1時間流しただけでも大きな宣伝になり、このビルが観光スポットにもなりうるからです。

 

東京オリンピックでも、このような滝ビルをどんどん作っていただきたいものです。日本の夏はとても暑いですので、この滝ビルがヒートアイランド現象を抑えてくれることでしょう。これが本当の意味でのクールジャパンです(笑)

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