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「ろ」(授業面)

授業を聞きに来る学生

「ろ」(授業面)
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授業を聞きに来る学生

 

 

授業に行くと、ときどき見知らぬ学生がいることがあります。それは学生の友達だったり、彼氏や彼女であったりする場合もありますが、その他の場合もあります。それは旁听生です。旁听生は読んで字のごとく、旁(側)で听(聞く)生(学生)と言う意味です。

 

つまり、日本語に興味があって、授業を聞きに来る学生のことです。一般的に授業を聞きに来るときは授業が始まる前に許可をもらいに来ることが多いのですが、中には何も言わずに、授業を聞きに来る強者もいます(笑)

 

学校側からは旁听生について、特に何も言われませんので、私の場合は授業を聞きに来たい学生がいれば、いつでも聞きに来ても良いというスタンスを取っています。

 

ただ、授業を聞きに来た学生は一度来たっきり来ないことが多いのですが。試しに聞きに来るような感じですので。ですから、次回来なくてもショックを起こさなくても良いと思います(笑)。なぜなら、その学生は自分の専門の勉強もあるので、忙しいからです。

 

しかし、中にはそれでも毎週授業を聞きに来る学生もいます。そういう学生は日本語への興味が強いですから、私の場合はそういう学生がいたら、ちゃんとクラスの一員として扱っています。ですから、授業中、当てたり、宿題を出したり、テストを受けさせたりもしています。

 

 

旁听生からのつながり

 

 

私はかつてお店で日本語を勉強したい中学生や高校生と出会ったことがありました。日本語を勉強したいので、授業を聞きに行きたいということで、何回か授業を聞きに来たことがありました。

 

そういうつながりを経て、日本語の家庭教師を頼まれたこともあります。一般的に家庭教師を頼む家庭は経済的に恵まれていますので、時給もとても高いです。1時間100元~200元(約1600円~3200円)ぐらいもらえます。大学の時給よりも良いです。もしかすると、日本の家庭教師の時給よりも高いかもしれません。

 

また、そういうつながりがつながりを生み、企業で日本語を教えてほしいと頼まれたこともありました。家庭教師もそうですが、企業で教えるのもまた大学の授業とは違ったものがありますので、とても良い経験になります。

 

ですから、中国ではこのようなつながりをとても大事にしたほうが良いと思います。中国はコネ社会ですので。特に共産党の方と知り合ったら、中国での人生が変わることでしょう(笑)

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