2月14日は中国でもバレンタインデーです。
中国語では情人节(恋人の日)と言います。
中国のバレンタインデー
中国のバレンタインデーはチョコレートを贈る習慣はまだあまり定着していません。これは日本だけの習慣です。
ただ、最近は日本のバレンタインデー文化の影響を受けてでしょうか、スーパーなどでチョコレートコーナーが特設されるようになってきました。
バレンタインデーの時期によく売れるチョコレートはアメリカ企業の德芙(Dove)というチョコレートです。実はこのDoveの4文字に暗号が隠されています。その暗号とは「Do you love me? 』です。この暗号はある物語から来ています。
昔昔、ある男性がアイスクリームの上にチョコレートをかけて、女性に渡しました。そのとき、男性はチョコレートの上にDoveというメッセージを書きました。そして、男性は「もしあなたが私のことが好きなら、あなたはきっとこのメッセージの意味がわかとるでしょう。」と言いました。
そのため、バレンタインデーの時期にこのチョコレートが飛ぶように売れるようになりました。ただ、中国はチョコレートがとても高いです。特にこのチョコレートは高く、たった43g入りで7元(約105円)もします。
こちらの物価では7元もあれば、蘭州ラーメンやチャーハンが1杯食べられますので、いかにチョコレートが高いかがわかります。
また、中国でもこのようなメッセージ入りのチョコレートも贈られています。
中国では男性が女性にプレゼントを贈る
ただ、中国ではバレンタインデーは日本とは正反対で、男性が女性にプレゼントを贈るのが一般的です。
プレゼントは一般的に花が多いです。特に愛の花である赤いバラを贈ることが多いです。バラの花を贈るときに、男性が女性に告白したり、彼女や妻に愛を伝えたりします。
チョコレートについても、一般的に男性が女性に贈ります。ただ、最近は日本のバレンタインデー文化の影響を受けてでしょうか、女性も男性に贈るようになってきました。
この時期になると、街中ではバラの花がたくさん売られます。
バラ売りの少女
こちらの女性たちは一見、バラをもらって喜んでいる女性だと思ってしまいますが、実はそうではなく、バラ売りの少女たちです。
この時期になると、よく街中では少女たちがこのようにバラを売っています。クリスマスイブのりんごと同じで、きっとよい小遣い稼ぎになるのでしょう。
また、この時期、子どもたちもお母さんの手伝いをします。とてもお利口さんです。バラを売る姿がとても可愛いらしいです。私は子どもが好きですので、こういう可憐さを見ると、ついつい買ってあげたくなります。
また、バレンタインデーの日は街中のいたるところで、愛のバラを受け取った女性たちを見掛けます。
最近はレインボーローズやぬいぐるみ付きの布で作ったバラも人気があります。
また、お金持ちの男性はこのように大量の100元札で作った花を贈る人もいます。さすが中国のお金持ちは違います。ただ、受っ取った女性が花びらを全部摘み取ってしまったら、愛よりもお金が大事ということになってしまいそうですが(笑)
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