新型コロナ第3波
日本は現在新型コロナの第3波を迎えており、もう感染者数に歯止めが掛けられない危機的な状況に陥ってしまっています。
それもそのはずです。こんな爆破的な感染状況なのにもかかわらず、政府はGo to事業ならぬGo to新型コロナ地獄を継続しようとしているのですから。そのため、火にガソリンを注ぐ勢いで、全国各地に新型コロナの感染者数が蔓延し始めてきています。
先日ニコ生の菅総理の会見を見たのですが、私は冒頭からもう開いた口が塞がりませんでした。
今日本全国で新型コロナが蔓延し、毎日亡くなられている方がたくさんいます。また、医療も逼迫し始めてきています。それでも、医療従事者の方たちは毎日命懸けで治療に当たってくれています。また、新型コロナの影響で、失業者も増加し、生活困窮者が増え、それにともない、自殺者も日に日に増えてきています。
日本はこんな危機的な状況なのにもかかわらず、菅総理はニコ生の会見で冒頭からにやにやしながら、「こんにちは。ガースーです」と自己紹介をしやがりました。
その結果、安倍総理のくつろぎ動画と同じく、炎上しました。こんな緊急事態の状況なのにもかかわらず、一国の総理大臣がこんなふざけたことをやるなんて、ほんと国民に喧嘩を売っているとしか思えません。こんな方が日本の総理大臣だなんて、ほんと日本国民としてとても恥ずかしくてしかたがありません。きっと菅総理は先日多額のボーナスをもらって、浮かれきっていたのでしょう。
【もっと接触を減らして アンゲラ・メルケル独首相演説】
「クリスマスで人々の接触が増えれば、祖父母たちとの最後のクリスマスになることもある」と、メルケル独首相は連邦議会での演説で声を荒立てて訴えた。ドイツではコロナによる死者数が1日590人に達し、同国の過去最多を記録した。 pic.twitter.com/wHykqaRmDd— Brut Japan (@brutjapan) December 11, 2020
ほんと菅総理にはメルケル首相の爪の垢を煎じて飲ましてやりたい気持ちでいっぱいです。新型コロナと真摯に向き合う首相こそが今の日本に必要で、こういう首相のもとでこそ、国民は国のリーダーとともに、新型コロナに打ち勝ちたいと思うものです。
今の日本は日本国民全員が一致団結して、新型コロナとの闘いに打ち勝たなければならないというのに、一国のリーダーがこのように団結を乱し、しかも危機感ゼロのこの有様なのですから、日本では新型コロナが終息することなんて永遠にあり得ないでしょう。
総理大臣も総理大臣なら、その部下の大臣も大臣です。西村大臣は11月25日に「勝負の3週間だ」と言っていましたが、その3週間何の対策も講じていなかったのですから、もう勝負する前から完全に敗北が決まっており、その結果が全国の感染者数3000人越えです。まさしく日本国民にとっては「勝負の3週間」ではなく、「悪魔の3週間」であったことは言うまでもありません。
今の政府は新型コロナと戦っているのではなく、国民の世論と戦っているのではないのかと思えてなりません。国民はGo to事業の中止や2回目の特別定額給付金の支給、更にはオリンピック開催の中止を求めているのにもかかわらず、政府は完全に真逆のことをしています。
そもそもなぜ日本は新型コロナ対策の指揮を経済再生担当大臣が担っているのでしょうか。感染拡大抑制と経済対策は相反するものなのにもかかわらずです。今行っていることはまさしく二兎追う者は一兎も得ずです。
このまま二兎を追い続ければ、一兎をも得ることができず、感染拡大が更に広がり経済も更に停滞してしまうことでしょう。本当に愛する大切な人たちのことを思えば、誰が感染者数が増えている地域に遊びに行きたくなるのでしょうか。ですから、今の状況は負のスパイラルの状況で、まさしく蟻地獄の中にいるような状況です。
そもそもGo to事業はコロナが落ち着いてから始めるのではなかったのでしょうか。こんなに感染が爆発的に広まっている状況なのにもかかわらず、未だに人の動きを後押しする政策を進めている政府がとても信じられません。
菅総理を始め、西村大臣たちは「Go to事業が感染拡大の原因ではない」と言い張っていますが、Go to事業が感染拡大の大きな原因であるのは火を見るより明らかです。
新型コロナウイルスは人人感染で広まっていくのですから、人が動くことで、ウイルスも運ばれていきます。それはGo to事業を推し進めた後すぐに全国各地に感染者が爆発的に広がった状況を鑑みても、明白です。
地方の人が都会の感染が多い地域へ行けば、新型コロナにかかるリスクが増えますし、そこで感染して地元に戻ってくれば、地元にウィルスをばら撒くことにもなります。また、逆に都会の感染が多い地域の人が地方に行けば、その地方でウイルスをばら撒いてしまうリスクも高くなりますので、日本全国で新型コロナの感染が爆発的に増加するに決まっています。こんなことは小学生にだってわかります。
確かに経済が大事なのもわかりますが、ただ、やはり命あっての経済だと思います。ですから、感染状況に応じて、対策のアクセルとブレーキを踏み分けることが大事だと思います。
政府が今やるべきことは感染拡大を抑えるために、人の移動を制限することと、経済を持ち直すために、消費税の一時的停止、そして、2回目の特別定額給付金の支給です。これが国民の今の世論です。
それなのにもかかわらず、政府は高齢者の暴走運転のようにブレーキとアクセルを踏み間違えてしまっています。
政府は春頃はあれだけ「Stay home」と言っていたのに、今はこれだけ「Go to」と言い続けています。政府が政策を「Stay」から「Go」に変えたことによって、国民の気持ちや行動様式を180度変えてしまい、今の日本はこの有様です。いかに政府の政策のかじ取りが国民にとって大事なのかがわかります。
年末年始までに人の動きを抑えなければ、新型コロナが更に大爆発し、それにともない、医療崩壊も起き、救える命も救えなくなってしまうことでしょう。ここまでくるともう人災です。
もしそんな状況になっても、政府がこのまま医師会や国民の世論にまったく聞く耳を持たず、何の対策も講じなければ、日本の感染者数も死者数も欧米並みになってしまうことでしょう。そうなれば、私も含め、現在日本で中国への渡航待機中の方はいつまで経っても中国へは戻れなくなってしまうことでしょう。
なぜなら、中国の大学が日本人教師を受け入れるリスクが大きくなってしまうからです。もし日本人教師を戻らせて、大学で新型コロナが蔓延すれば、大変な事態になってしまうことは想像に難くありません。ですから、そこまでして日本人教師を戻らせる必要があるのかなと思うのです。それなら、日本で新型コロナが落ち着くまでネット授業を続けてほしいというのが本音なのではないかと。
私は今の日本の悲惨な現状を中国の学生には話していません。厳密に言えば、話せないのが正解なのですが。なぜなら、中国は初期対応こそまずかったですが、その後の厳格な新型コロナ対策はお見事でしたので、その中国とは対照的な政策を行っている今の日本の現状を話せば、きっと嘲笑いされてしまうからです。
自民党斬り
自分たちの利権と懐のためだけに、Go to事業やオリンピックを中止せず、日本の国民をコロナ地獄に落とし入れている政府にはほんと腹が立ちます。
最後に波田陽区さんのギター侍ではありませんが、私が今の政府をぶった斬りたいと思います(笑)
菅総理は
『国民の命と生活を守る』って言うじゃない・・・。
でも、あんた『自分たちの命と自分たちの利権しか守っていませんから!』
残念!
『次回の選挙を見ておれ、100倍返しだ!』斬り!
所詮今の政府は新型コロナの危機をどう乗り越えるかに知恵を絞っているのではなく、新型コロナ禍を利用して、いかに自分たちが甘い汁を吸うかに知恵を絞っているようにしか思えてなりません。
私は来年の選挙で金に汚く汚職にまみれた自民党政権が大敗し、国民ファーストである新しい政権が誕生することを願ってやみません。
自民党政権はもうお・し・ま・いでーす!!!
今日は日本の新型コロナ対策のせいで、中国行きの雲行きがまた怪しくなってきた怒りから、政府批判を書かせていただきました。
もし自民党政権を支持されている方々が見ていらっしゃいましたら、気分を害させてしまったことを心よりお詫び申し上げますとともに、次回の選挙では真剣に日本の未来について考えてから、清き一票を入れていただけることをお願い申し上げます。
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