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「い」(契約面)

次の就活に備えて現任校で大切にすべき2つのこと

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次の就活に備えて現任校で大切にすべき2つのこと

 

今、中国の大学は2学期からの日本語教師の求人をたくさん出しています。ですから、今、次の就活のために、日本語教師の求人を探していらっしゃる先生もきっと多いのではないかと思います。

 

次の就活に備えて、現任校で大切にすべきことが2つあります。

 

まず1つ目は現任校の外事所の職員と親密になっておくことです。その理由は次の職場を探すときに、推薦書を書いてもらう必要があるからです。ただ、こちらの場合はたとえ親密になっていなくても、書いてくれるのですが。

 

しかしながら、推薦書の欄には契約書の履行状況を記入するところがありますので、もし関係が良くなければ、「很好、较好、一般」の中の「一般」に○を付けられる可能性があります。

 

ただ、これが次の職場の採用基準になるかと言われればそうでもないのですが。私は以前「一般」に○を付けられてしまったことがありますが、それでも採用されたことがありましたので。

 

それから、もう1つは学生とのトラブルや素行不良な問題を起こさないことです。学生とのトラブルや素行不良な問題を起こしてしまうと、推薦書の欄に「一般」を付けられるならまだしも、推薦書を書いてくれなかったり、ブラックリスト入りする可能性もあるからです。

 

次の職場を探す場合、次の職場の外事所の職員が現任校の外事所の職員にどんな先生なのかを確認するために、電話をすることが多々あるからです。実際これだけで採用が決まることもあるぐらいです。

 

ですから、学生とのトラブルが多かったり、素行不良な問題を起こしていたりしたら、確認の電話が来た時に、それを暴露されてしまい、採用が遠のいてしまいます。

 

中国の大学の日本語教師の採用権限は日本語学科にあるのではなく、外国人教師の採用を担っている外事所にあります。ですから、外事所がノーと言えば採用されないと言っても過言ではないのです。

 

私は以前、こういう経験がありました。日本語学科の主任と電話面接をしたのですが、その主任と馬が合わなく、その場で採用を見送られてしまったのですが、後日、その大学の外事所から採用したいという申し出がありました。

 

面接後、日本語学科と外事所でどんなやり取りがあったのかは定かではありませんが、主任と馬が合わない大学に行っても嫌な思いをするのは自分なので、そのときは、こちらから丁寧にお断りしました。

 

以上のことから、次の就職先を探す上においては外事所の職員と親密になることと、大学でトラブルを起こさないことがとても大事です。そうすれば、次年度も採用を更新できるだけではなく、次の就活のときにも外事所の職員が力になってくれます。

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