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大学の日本人教師の人数

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大学の日本人教師の人数

大学によって、日本人教師の人数が違います。外国語大学や日本語学科の規模が大きい大学は日本人教師の数も多いです。一般的に5人~6人ぐらいいます。一方、日本語学科の規模が小さい大学は日本語教師の数が少ないです。一般的に1人~2人ぐらいです。

ここ最近は中国の経済成長が著しく、逆に日本経済が停滞してきているためか、かつてと比べて、各大学の日本語学科の規模が縮小し始めてきていように感じます。それに合わせて、日本語学科の学生数も減ってきており、1学年1クラスだけの大学や日本語学科自体が消滅してしまった大学も増えてきているように思います。

その結果必然的に各大学の日本人教師の数も減ってきています。ですから、今は日本人教師を1人しか雇っていない大学が大半なのではないかと思います。

今の私の大学には日本人教師が3人います。

日本人教師が複数いる場合のメリットはなんといっても授業の悩みや生活の悩みを同僚に相談できるところです。やはり同じ大学に自分以外の日本人がいるのはとても心強いです。これは精神的な面に限らず、肉体的な面でもそうです。なぜなら、複数の日本人教師がいる場合、業務分担も行えるので、1人の日本人教師が負う負担も軽減できるからです。

一方、デメリットは同僚の先生たちと馬が合わなければ付き合いにくくなってしまい、孤立してしまうことです。かくいう私もかつて同僚と喧嘩をしてしまい、同僚との関係が悪くなってしまって、その後、会ってもまったく話さなくなってしまったことがありました。

また、もう1つのデメリットは日本人教師が複数いる場合、暗黙の了解というものが存在し、自分だけがコーラのようにはじけたり、はみ出し刑事のようにはみ出たしたりすると、村八分にあってしまうことです。


日本人社会は派閥を作りやすいこともあり、そのため、気が付けば自分が抜け物にされてしまっていることもあります。

私は今まで自分が抜け物にされてしまったことはありませんでしたが、中国の日本語教師が書かれた体験談の本にはそのことが事細かく書かれていました。

やはり日本人社会は集団主義社会なので、他に合わせて、できるだけ目立たない行動を取るのがよしとされているため、それに従わないと、排除されてしまうようです。これは島国で暮らす日本人の特性でもあるのでしょう。学校の制服や学校の厳しい校則の例を取ってみても、それがよくわかります。

そのため、いろいろな活動を他の先生に相談もせず、独自に行ってしまうと、一人だけ浮いた存在になり、他の先生から敵視されるというか、白い目で見られてしまうこともあるようです。そのことが体験談に書かれていました。

一方、日本人教師が1人しかいない場合のメリットは自分がはみだし刑事になっても、他の先生に妬まれることなく、独断で何でも自由に気軽に行えることです。これが学生にとってメリットであれば、大きな力を発揮してくれます。

また、日本人教師が1人しかいない場合は中国人の先生や学生からとても大切にされます。やはり日本人教師が1人しかいないわけですから、その存在意義が大きいためなでしょう。また、日本人教師が1人だと、学生から他の先生と比べられることもないので、こちらも周りの目を意識しなくても済み、ストレスも軽減させることができます。

その一方で、日本人教師が1人の場合もデメリットがあります。日本人教師が1人だと、自由である一方で、すべてのことが自分に任されてしまいますので、仕事が大変なときも多々あります。

特に大変なのは卒業論文の時期は最後のチェックを自分1人でしなければならないことです。また、コンテストの指導やイベントの運営、日本語コーナーなども1人で行わなければなりませんので、これが結構しんどいです。日本人教師が複数いれば、これらの仕事をすべて分担して行えるのですが。

また、日本人教師が1人だと、大学で日本人が自分1人という環境になってしまいますので、ときどき寂しくなってしまうときもあります。ただ、その大学に日本人留学生がいる場合はその限りではないですが、しかしながら、地方の大学の場合は日本人留学生がほとんどいませんので、日本人が1人という環境で過ごしていかなければならないです。

ただ、地方の大学でもその地方の他の大学で働いている日本人教師もいますので、その方と知り合いになれば、この限りではないです。地方の大学であっても、だいたい少なくとも2~3人は日本人教師がいると思います。ですから、世界の村で発見こんなところに日本人が状態にはならないと思います(笑)

このように日本人教師が複数の場合も1人の場合も良し悪しがありますので、どちらが良いかを熟考した上で、赴任する大学を決められたら良いと思います。

友人からの紹介であればその友人がその大学の実態を知っていますし、仲介会社であっても、仲介会社を通じて、大学に聞いてもらうことができますし、また、実際の面接で、直接日本語学科の採用担当の先生に聞いてみることもできますので、遠慮せず聞いてみることをお勧めしたいと思います。

ただ、一番良いのはその大学で今働いている日本人教師に聞くことです。なぜなら、その日本人教師なら、確実に学生の状況とか宿舎の環境なども教えてくれからです。

特に宿舎の環境は日本語学科の採用担当の先生は詳しくありませんので、宿舎の環境を聞きたいのであれば、その大学で働いている日本人教師に聞くのが一番だと思います。学生の状況も大事ですが、やはり宿舎の環境もかなり大事です。たまに学生の宿舎がとても古かったり、周りの環境がとてもうるさかったりすることがありますので。

以前、私も次に赴任してくる先生から直接電話でいろいろ尋ねられたことがありました。それ以後、私もその先生のように積極的になるべきだと思い、その大学で働いている日本人教師にいろいろ聞くようになりました。

最後のまとめとしましては初めて中国へ赴任される方は同じ大学に複数日本人教師がいたほうが働きやすいとは思います。私はかつて授業のやり方で悩んでいたとき、同僚の先生にお願いして、何度も授業見学をさせてもらったことがあり、とても勉強になり、助かりました。

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