中国のタトゥー
先日、日頃の疲れを癒すために、久しぶりに銭湯に行ってきました。温泉ではなく、銭湯だったのですが、やはり湯に漬かるのはとても気持ちよいものでした。気が付いたら、1時間以上銭湯に入っていました。
日本の入浴施設ではタトゥーを入れたお客さんは見られないと思いますが、中国の入浴施設ではタトゥーを入れたお客さんがよく見られます。
実際のところ、中国でもタトゥーに対しては良いイメージはありません。なぜなら、昔、中国では犯罪者に対する刑罰の一つとして、タトゥー入れが行われていたからです。
ですから、中国ではタトゥーを入れている人=犯罪者という認識が今でも残っています。
しかし、最近はその認識も変化してきており、若者の間ではタトゥーを入れるのが流行ってきています。さすがに全身にタトゥーを入れる人はあまりいませんが、よく手や腕などにワンポイントのタトゥーを入れている人はいます。
中にはこのように首や肩に入れている人もいます。
実際、学生たちの中にもタトゥーを入れている学生もいます。夏場になると、それがよくわかります。男子学生よりも女子学生のほうがタトゥーを入れていることが多いです。
タトゥーが流行っているのは欧米の文化の影響が大きく、女子学生たちはファッションの一環として、タトゥーを入れているのだと思います。また、中国は個人主義ですので、中国ではタトゥーも個性の1つとして捉えられているのでしょう。
タトゥー専門店
中国の街の中にはタトゥーを入れる専門店がたくさんあります。日本ではあまり見かけないと思いますが。見かけたとしても地下などでこっそり営業しているようなイメージがありますが、中国ではこのように堂々と営業しています。
タトゥーの値段は白黒のタトゥーで200元(約3200円)ぐらい、色彩のタトゥーで400元(約6400円)ぐらいです。
中国を訪れた外国人もよくタトゥーを入れていくようです。特に外国人に人気があるのは中国語のタトゥーのようです。
「我不知道,我不会说中国话(私はわかりません。私は中国語を話せません)」と書いてあります。この方がなぜこの中国語のフレーズのタトゥーを入れたのかは定かではありませんが。
「脑白金」。こちらはおそらく高齢者向けの栄養ドリンク剤の名前だと思います。よくCMで流れていますので、この方はおそらくそのCMに影響されて、この漢字を入れたのではないのかと思われます。
私が中国語の漢字を入れるとしたら、「加油」という漢字を入れたいです。なぜなら、自分に「頑張れ」というエールを送りたいからです(笑)
ただ、私にはタトゥーを入れる勇気はありませんが。なぜなら、日本に帰った時、日本の温泉に入れなくなってしまうのが嫌だからです(笑)
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