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多民族国家中国 

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多民族国家中国

中国は多民族国家です。56の民族がいます。その中で1番多いのが漢民族です。漢民族は94%を占めています。残りの6%が少数民族です。中国には少数民族が55います。

ただ、少数民族が6パーセントと言えども、中国は人口が多いですから、その数は1億人以上います。その中でも皆さんがご存じなのはウイグル族やチベット族なのではないのかと思います。

私が中国で普段見掛けることが多いのは、ウイグル族と回族と朝鮮族です。ウイグル族と回族は大学でもよく見かけます。なぜウイグル族や回族とわかるのかと言いますと、ウイグル族や回族は漢族と顔立ちや言葉がまったく違うからです。ですから、一目見たらすぐにわかります。

中国は多民族国家ですので、大学には必ずと言っていいほど、食堂の中に民族レストランがあります。こちらはウイグル族や回族のためのレストランです。もちろん、ウイグル族や回族以外の学生も利用できます。ウイグル族や回族はイスラム教を信仰している人が多いですので、豚肉の料理は提供されません。

クラスの中にも、一般的に何人か少数民族の学生がいます。日本語学科で特に多いのが朝鮮族の学生です。朝鮮族の学生は中国語ができるばかりではなく、韓国語も話すことができます。また、朝鮮族の学生は日本語も上手です。なぜなら、朝鮮族の学校では英語が第一外国語ではなく、日本語が第一外国語であったり、しかも、韓国語と日本語は非常に似ているので、日本語がとても勉強しやすいからです。

ですから、日本語が上手だなと思った学生に民族を聞いてみると、やはり朝鮮族だったということが多いです。

中国の身分証には民族の欄もあります。こちらの方の身分証には「藏」と書いてありますので、チベット族です。

また、中国には民族大学も何校かあり、民族大学ではたくさんの少数民族が勉強しています。民族大学にも日本語学科がある大学もありますので、そこで日本語教師になれば、いろいろな民族の学生と知り合うことができます。

民族大学で働いている日本語教師の話によりますと、民族大学の学生たちはみんな勉強熱心だそうです。おそらく、貧しい地域から来ている学生が多いので、中国の農村部出身の学生と同じく、親の期待や民族の期待に応えるために、一生懸命勉強するのではないのかと思います。

他民族国家中国の問題点

中国は1つの中国を目指していますが、ただ、中国は一国に56もの民族がいるため、言葉や文化、習慣、宗教などがぜんぜん違いますので、様々な対立が起こりやすいのも事実です。

特に、漢民族が大半を占めていますので、漢族VS少数民族という対立が各地で起こっています。特に、今はウイグル族やチベット族との対立が激化しています。やはり中国では民族や宗教問題は根深い問題になっています。

一方、日本は単一民族国家ですので、民族や宗教問題はほとんどありません。ですから、争いは起こりません。それどころか、日本の場合は言葉も文化も習慣も宗教もみんな同じですので、民族がとても団結しています。そのおかげなのか、大地震が起きたときも、治安が乱れるどころか、逆に普段以上に秩序が保たれます。

この点は島国日本のとても良いところだと思いますが、ただ、日本は単一民族国家であるため、みんなと同じなのが良しとされる風潮にあるため、もしみんなと違うことをしたりすると、仲間外れにされたりしてしまいます。また、外国人に対しても、部外者と見なして、差別的になります。この閉鎖的な社会が日本特有のいじめを助長しているのではないかと思います。

一方、中国は多民族国家ですので、集団よりも個が尊重されます。そのため、個性が大切にされますので、人と違ったとしても、仲間外れにされたり、いじめられたりすることはありません。ですから、中国人は個性的な人が多いのだと思います。この点は中国のとてもよいところだと思います。

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