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「と」(文化面)学校行事

中国の教師の日

「と」(文化面)
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毎年9月10日は中国の教師の日で、教師に感謝する日になっています。

 

教師の日

 

中国には古代中国の時代から「人には敬うべきものが三つある。それは、君、父、師だ。」という言葉があり、中国では古代から伝統的に教師を非常に敬う習慣があります。

 

 

ただ、教師の日だからと言って、授業が休みになるわけではありません。せっかくの教師の日なのですから、教師のために、1日休みにすれば、教師も学生もwinwinになると思うのですが(笑)

 

教師の日にもらうプレゼント

 

教師の日にはクラスからプレゼントと感謝の言葉が書かれたメッセージカードをもらうことが多いです。

 

 

時には学校の正門の前で大学の学生会に所属している学生たちから花をもらうこともあります。

 

ただ、教師の日は新学期が始まってすぐですので、まだ受け持ったばかりのクラスからプレンゼントなどをもらうのはとても気が引けてしまうのですが。
 

教師をとても敬う国中国  

 

私が中国に来て、教師節という日があることにも驚きましたが、中国の大学の授業で学生に指名して当てた時、必ず学生が立ち上がって、回答することにも驚きました。

 

日本でも中学生くらいまでは教師から指名されて当てられた時、立ち上がって、回答することはありますが、さすがに大学生の場合は立ち上がって、回答することはあまりないと思います。

 

学生に立ち上がって回答する理由を聞いてみたら、「教師への尊敬を示すためです」と言っていました。

 

この点からもおわかりいただけますように、中国の学生はとても教師を敬ってくれます。

 

ですから、困ったことがあれば、すぐ学生が手伝ってくれたりします。時にはこちらがお節介だなと感じるぐらい、いろいろなことをやってくれたりします(笑)。それらの源はすべて教師への敬意を示すためです。
 
 
また、学生とご飯を食べる時も学生がお金を払ってくれることが多いです。日本では学生と食事に行って、教師が学生にお金を払わせるのはよくないという考えがありますが、中国では逆で、教師にお金を払わせるのはとんでもないというような考えがあるようです。

 

しかしながら、毎回、学生におごってもらうのは気が引けてしまいますので、私は学生に食事に誘ってもらったときは事前に「今日は割り勘で」と根回しをしています(笑)

 

そうすれば、私も学生も気を遣わずに、気楽に食べたり、飲んだりすることができます。

 

割り勘は日本の習慣でもありますので、割り勘にすれば、学生の負担を減らせるばかりではなく、日本の習慣も学べて、まさしく一石二鳥です(笑)

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