1クラスの人数
中国の大学の日本語学科は一般的に1学年2~3クラスの大学が多いです。1クラスの人数はだいたい30人前後の大学が多いです。ただ、大学によっては20人以下のクラスや50人以上いるクラスもあります。1学年から4学年合わせて日本語学科の学生はだいたい200人~400人ぐらいいる大学が多いです。
また、教科によってはコマ数の関係上2クラスで合同授業をすることもあります。その場合は60人を超えることもあります。その場合は大教室でマイクを使って授業をします。
1クラスの男女比
1クラスの男女比はだいたい2:8~1:9の割合で、女子学生が圧倒的に多いです。なぜなら、中国でも男子は理系、女子は文系という考えが強いためです。このように女子学生が多いので、女性の日本人教師を優先的に採用している大学もあります。
日本語を学ぶのは女子学生が多いため、大学で日本語を教える中国人の先生も必然的に女性の先生が多くなります。こちらもだいたい2:8~1:9ぐらいの割合で、女性の先生が圧倒的に多いです。
中国人の日本語の通訳も女性が多いのは日本語を学ぶのは女子学生が多いためです。
一方、日本人教師の場合は男性の先生の比率のほうが高いように思います。特に、地方都市の場合は男性の先生の比率が一層高くなる傾向にあります。
これはおそらく中国の地方都市で働きたいという日本人女性が少ないためだと思われます。なぜなら、中国の地方都市は日本人女性にとって、いろいろな面において不便だからです。
大学の日本人教師の数はだいたい2~3人の大学が多いです。中国人教師の数はだいたい10~20人前後の大学が多いです。中国人教師の場合は教授や副教授もいれば、専任講師や非常勤講師もいます。
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