外国人教師が住む大学の寮のタイプ
外国人教師が住む大学の寮のタイプは大きく分けて、3つのタイプがあります。
①管理人さんがいる寮
まず1つ目のタイプは1階に管理人さんが常駐している寮です。この場合、安全面では安心できますが、ただ、いつも監視されているような感じがします。また、学生や友達が寮に来るときは1回1回来訪者名簿に記帳しなければならないことが多いです。
私はこのタイプの寮は好きではないのですが。なぜなら、もし管理人さんと馬が合わない場合でも毎日、顔を合わせなければならないので、それが苦痛になってしまうからです。
また、このタイプの寮の場合は門限がある場合もあります。帰って来るのが遅くなるときや外泊するときは管理人さんに伝えなければなりません。なぜなら、管理人さんは全員が帰ってきたかどうかを確認してから、寮の鍵を閉めるからです。
ですから、帰るのが遅くなる場合は管理人さんは私が帰って来るまで待っていなけばなりませんので、管理人さんにかなり迷惑を掛けてしまいます。
ただ、私の経験上ではこのタイプの大学の寮はあまり多くないと思うのですが、ただ、外国人教師への管理が厳しい大学はこのようなタイプが多いようです。
②ホテル式の寮
大学によってはホテルの中に外国人教師の寮がある大学もあります。大学の中には一般的に大学が経営しているホテルがあります。ただ、ホテルの中にあっても部屋は一般的な寮と同じような感じです。ですから、部屋の中にキッチンとかもちゃんと付いています。
また、ホテルですから、1階にはフロントがあり、ロビーもあります。ですから、ロビーでくつろぐことができます。日本人教師同士が何かを相談するとき、部屋ではなく、ロビーで話し合うこともできます。
また、ホテルの中にレストランもありますので、外に行かずにして、ご飯が食べられます。この2点がホテル式の寮の良いところです(笑)
ただ、こちらの場合もいつもフロントの人に監視されているような感じがします。また、学生や友達が寮に来るときは1回1回フロントにある来訪者名簿に記帳しなければならないことが多いです。ですから、私はこのタイプの寮も好きではないのですが。
③マンションタイプの寮
最後はマンションタイプの寮です。外国人教師が住む寮はこちらのタイプの寮が一番多いのではないかと思います。こちらは一般のマンションと同じで、管理人さんは常駐していません。ですから、自由気ままに暮らすことができます。
この場合は何時に帰って来ても問題ありませんし、学生が来たり、友達を泊めたりしても問題がありません。一応友達とかを泊めるときは外事所の許可を受けなければならないのですが、実際はこのタイプの場合は許可を受けなくても、バレません(笑)。ですから、私はこのタイプの寮が一番好きなのですが。
ただ、こちらの寮のタイプの場合は誰でも出入りできますので、安全面に多少問題があるかもしれませんが。ただ、大学構内にある場合はそれほど問題ではないです。
大学によっては寮が大学の外にある場合もありますので、その場合は安全面が多少心配になったりします。幸い私は1度もトラブルに巻き込まれたことがありませんが、同僚の先生は泥棒に入られたことがあります。
キャンパスが複数ある場合
キャンパスが複数ある大学の場合、通勤バスで通わなければならないことが多いです。なぜなら、一般的に外国人教師が住む寮は立地の良い市内の旧キャンパスにあることが多いからです。
その場合は郊外にある新キャンパスまで通勤バスで通わなければなりません。一般的に新キャンパスは郊外にあります。郊外の広大な土地に広大な大学のキャンパスがあります。
もし通勤バスに乗り遅れたら、タクシーなどに乗って、学校へ行かなければなりません。また、帰りも通勤バスの時間が決まっていますので、その時間まで待たなければなりません。
また、空き時間などがあった場合は授業まで時間をつぶさなければなりません。なぜなら、寮に帰れないからです。ただ、教務が空き時間がないように調整してくれることが多いのですが。
また、学生たちは郊外の新キャンパスに住んでいることが多いですので、学生との交流も難しくなってしまいます。
この3点がデメリットなんですが、ただ、一般的に外国人教師が住んでいる旧キャンパスは市内に立地していることが多いですので、買い物などはとても便利です。逆に郊外にある新キャンパスの周りにはあまりお店がありませんので、新キャンパスに寮があると、とても不便です。
このように宿舎のタイプもいろいろありますので、面接するときに宿舎のタイプや通勤バスに乗って通うのかどうかは必ず確認しておいたほうが良いと思います。いくら学生が良くても、寮の環境が悪ければ、楽しい日本語教師生活を送ることができませんので。
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