中国で有名な日本語
中国の日本語学習者以外でも、日本語を知っている中国人がたくさんいます。おそらく、日本の漫画や映画やドラマ、また、日本へ訪れる中国人の増加の影響で、日本語に触れる機会が多いのだと思います。
日本語の文字で言えば、中国で一番知られているのが「の」です。
なぜなら、中国語でも名詞と名詞の間に「的」という助詞が使われるからです。この「的」は日本語では「の」になるので、おしゃれ感を出すために、中国でもこの日本語の「の」がよく使われています。
このようにお店の名前に使われたり、
このようにお菓子の名前に使われたりしています。ただ、中国人が日本語の「の」を発音できるかどうかは定かではありませんが。
ということで、中国で有名な日本語を個人的にランキングにしてみました。
第5位
『そうですね』
日本の漫画や映画、ドラマなどで、この言葉を聞いて、知っているのだと思います。ただ、『そうですね』『そうですか』の違いはわからないようですが。
第4位
『さようなら』
『さようなら』も日本の漫画や映画、ドラマなどで、この言葉を聞いて、知っているのだと思います。『さようなら』は中国人に限らず、外国人の先生や外国人留学生も知っています。ですから、外国人の先生や外国人留学生と別れる時に、日本語で『さようなら』と言われることがあります。
第3位
『馬鹿』
『馬鹿』も日本の漫画や映画、ドラマなど通じて、そして、反日ドラマや反日映画でも、日本軍がこの言葉をよく言っているので、知っているのだと思います。
中国語では馬鹿は『笨蛋』と言います。『笨』は愚かという意味で、『蛋』は卵という意味です。つまり、『笨蛋』は直訳すると、『愚かな卵』という意味です。なぜか知りませんが、中国語では罵る時よく『~蛋(卵)』を使います。
例えば、あんぽんたんは『王八蛋』と言います。『王八』は亀という意味なので、直訳すると、『亀の卵』になります。
第2位
『愛してる』
『愛してる』も日本の漫画や映画、ドラマなどで、この言葉を聞いて、知っているのだと思います。どの国の言語でも、好きな人に思いを伝える時に『愛してる』という言葉は大事ですので、この言葉を覚えるのは必然的なことかと思います(笑)。私も初めて覚えた中国語は『我爱你』でした(笑)
第1位
『ありがとう』
私が中国人から一番よく聞く日本語の言葉は『ありがとう』です。やはり人間は一人では生きていけないですから、人々に感謝の気持ちを表すために、中国人もこの言葉を覚えて、日本人にこの言葉を使っているのではないかと思います。
中国語ではありがとうは『谢谢』と言います。二度感謝の『謝』を繰り返します。どういたしましては中国語では『不谢』と言います。つまり、感謝は要らないという意味です。
番外編
『やめて』と『気持ちいい』
これは日本のA〇の影響で、中国人の男性の99.9%が知っている言葉です(笑)。特に、中国では蒼井空がとても人気があります。中国人の間では、蒼井空は苍老师(蒼先生)と呼ばれています。
何の先生なのか定かではありませんが、おそらく保健体育の先生なのではないのかと思われます(笑)。これらの言葉を使うと、中国人の男性諸君たちがとても喜びますので、ぜひ使ってみてください。とても仲良くなれますので(笑)
『みし、みし』
『みしみし』という言葉も有名です。これは反日ドラマや反日映画の影響からです。日本軍がご飯を食べる時に、よく『みし、みし』と言っています。
ただ、反日ドラマや反日映画で日本鬼子を演じるのは一般的に中国人のため、日本語の発音が変になってしまい、本来ならば『めし、めし』のはずなのに、『みし、みし』になってしまい、こちらの言葉のほうが有名になってしまいました。
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