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「ろ」(授業面)

授業での指名方法

「ろ」(授業面)
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授業での指名方法

 

今学期が始まって、すでに1ヶ月以上が経ちましたが、今学期も変わらずネット授業にとても苦戦しています。ほんとネット授業手当が欲しいと思うぐらいです。

 

ネット授業はネット環境などの問題もあって、学生たちの声が聞き取りにくかったりします。また、学生たちはネット授業では遠慮しがちなせいか、それとも、授業を聞いていないせいか、質問しても反応がない時が多々あります。それが今一番の苦痛になっています。

 

ですから、常に指名しながら、当てていくようにしています。対面授業であれば、こちらから指名しなくても、その場の雰囲気で、学生が発言してくれたり、私もその場の雰囲気で、学生に当てたりできるのですが、ネット授業ではその場の雰囲気を感じられないので、私は完全にKYになってしまっています(笑)

 

ただ、ネット授業の良いところもあります。それは教室に行く手間が省けることです。1日に何回も教室を往復しなくても済みますので、その点はとても楽になりました。

 

私は常日頃、授業中1人1回は必ず当てることをモットーにしていますので、学生に教科書を読ませたり、質問したり、黒板に答えを書かせたりしています。

 

授業での指名の方法として一番オーソドックスなのは出席番号順や列ごとに当てる、あるいは、挙手した学生に当てることだと思います。

 

出席番号順や列ごとに当てるのは、当てるのに時間が掛からないのがメリットですが、しかしながら、学生は自分の当たる番が分かってしまうので、特に、当たった後、学生の緊張感がなくなってしまうのがデメリットです。

 

一方、挙手の場合は学生に意欲的に発言する機会を与えられますが、しかしながら、日本語が優秀な学生や社交的な学生が手を挙げることが多いですので、そういう学生ばかり当ててしまい、日本語が苦手な学生や引っ込み思案な学生を置いてけぼりにしてしまう恐れがあります。

 

ビンゴマシーンを使った指名

 

どの指名方法にも一長一短があると思いますが、上記の指名方法の折衷案としてお勧めなのが、ビンゴマシーンを使った指名方法です。こちらは自分に当たるか当たらないかの運命が神様に委ねられていますので、出席番号順や列順に当てるのとは違って、学生に緊張感が生まれます。

 

私はこのようなアナログのビンゴマシーンを使って、教室でガラガラ回しています。ただ、ビンゴマシーンは数字が書かれた球が出てきますので、それを出席番号に当てはめるために、一度名簿を見ると、どうしても時間が掛かってしまいます。

 

ですので、当てる時間を節約するためにも、数字の後ろに学生の名前を書いておくと、直接学生に当てることができますので、学生の名前を書くのがお勧めです。

 

また、教師がガラガラ回すだけではなく、学生にガラガラ回させるのも良いです。なぜなら、回した学生は当たった学生から恨まれて、面白いからです(笑)

 

今はデジタル時代ですので、デジタルのビンゴマシーンを使うのもお勧めです。こちらの場合は神様に選ばれた数字を直接学生に見せることができますので、学生にドキドキ感+神様に選ばれた感を感じさせることができます(笑)

 

ビンゴマシーンは日本で買うと高いですし、中国に持ち込むときに嵩張りますので、中国で買うのがお勧めです。中国ではタオバオなどで20元~30元(約300円~450円)ぐらいで買うことができます。

 

また、ビンゴマシーンにお金を掛けたくない人や毎回毎回ビンゴマシーンを教室へ持ち込むのが面倒な方にはスマホのアプリがお勧めです。スマホのアプリにもビンゴマシーンや乱数発生のアプリなどがありますので、それをダウンロードして使うと良いです。

 

指名方法一つとってもマンネリ化させないことが大事ですので、みなさんも学生を飽きさせず、ドキドキさせる指名方法を考えられてみてください。

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