夢を見る
私は毎日いろいろな夢を見ています。例えば、1日中中国語の勉強をしたときは、中国語を勉強している夢だったり、1日中授業準備をしたときは、授業準備をしている夢を見たりします。
もちろん、夢を見ない日もありますが、実は夢を見なかったのではなく、その夢を覚えていないだけのようです。 なぜなら、ほとんどの夢は目が覚めるまでに忘れてしまうからです。ですから、夢を覚えている時にだけ、人間は夢を見たと感じるようです。
時間的には目が覚める少し前、つまり、眠りが浅くなった時に見た夢は覚えていることが多いようです。ですから、夢をよく見ている人はこの時間帯に夢を見ていることが多いということです。
私は先程のように現実的な夢を見ることが多いのですが、時には訳のわからない夢を見ることもあります。そのような夢はドラマや映画にできるのではないのかと思ってしまうような夢なのですが、しかしながら、目覚めたときには、その夢を忘れてしまっていることが大半なのですが。
また、私は良い夢を見るよりも、悪い夢を見ることのほうが好きです。
なぜなら、良い夢を見たときは、朝目覚めて、それが夢だったと知ったときのあの絶望感がたまらなく嫌だからです。
一方、悪い夢を見たときは、それが夢で良かったと思えますので、なんだか得した気分になれます(笑)
夢を見るのはほんと不思議だと思います。時には私のかつての学生時代のクラスメートとかも夢に出てきたりします。その夢を見て、そういえばこんなクラスメートもいたなと思い出し、懐かしくなってしまうのですが。
ただ、どうして突然夢に出て来たのかは不思議なんですが。きっと脳の記憶の隅にあった記憶がたまたま夢として、引き出されたのでしょうか。今かつてのクラスメートのことを思い出そうとしても、全然思い出せないのですが。それなのに、夢にはその思い出せないクラスメートが突然登場してきたりします。
もし夢を記録できるような道具を発明したら、きっとノーベル賞ものでしょう。芸術家の中には夢で見たアイディアを元に、素晴らしい作品を作り出している方もいるようです。グーグルという大企業も夢からアイディアを得て、誕生した企業のようです。まさしく夢には神秘的な力も秘められていると言いますか。
私も日々の夢から授業アイディアを得たいと思う今日この頃です(笑)
日本と中国の夢の考えの違い
日本では好きな人が夢に現れたら、自分が相手のことを思っているから夢に現れたと考えます。
つまり、好きな人が夢に現れるのは日常生活ではその好きな人との願望が満たされていないために、夢の中でその願望を満たし、精神的な安定と睡眠の充足を図ろうとしているからだそうです。ですから、一般的に夢に好きな人が現れた場合は良い夢であることが多いようです。
しかし、中国では逆で好きな人が夢に現れたら、相手が自分のことを思っているから、夢に現れたと考えます。さすが個人主義の中国だけあります。視点はいつも自分視点です。ただ、こういう積極的な考え方のほうが恋愛は成就するかもしれませんが(笑)
日本でもくしゃみをしたときは、誰かが自分の噂をしているのではと考えますので、その点は中国と同じかもしれませんが(笑)。しかしながら、こちらの噂は悪い噂と考えますので、やはり日本人の思考は積極的ではなく、消極的なのではないのかと思います。