口の付く漢字ゲーム
授業で時間が余ってしまうことは多々あると思います。その度に私はよく脱線話をしたりして、その場をなんとか凌いでいたりします。ただ、脱線話はあまりよくありませんので、そんなときに一番良いのは、簡単なゲームやクイズをすることだと思います。
今日は1つ盛り上がるゲームを紹介したいと思います。それは口の付く漢字ゲームです。
口の付く漢字ゲームはその名の通り、口の付く漢字をたくさん書いていくゲームです。例えば、「呪」や「唱」などの口編の漢字です。また、口編に限らず、「国」や「団」などのような大きい口を入れても、構いません。
このゲームはグループ対抗でやっても面白いですし、個人対抗でやっても面白いです。また、5分や10分などと制限時間を決めたほうが盛り上がると思います。一番多く口の付く漢字を書けたグループや人が勝ちになります。
口の付く漢字ゲーム(応用編)
口の付く漢字ゲームだけでは、あまり語彙の勉強にはなりませんので、そのゲームが終わったら、今度はその漢字を元に熟語を作るゲームをしたら良いと思います。例えば、「呪」→「呪文」(じゅもん)、「唱」→「合唱」(がっしょう)、「国」→「国家」(こっか)、「団」→「団結」(だんけつ)などです。漢字の読み方も合わせて書いてもらうと良いです。
こうすることで、単語の復習になります。中国は漢字の国ですから、このゲームも中国人のプライドに火を付けます(笑)
中国は漢字の国
この前、バスに乗ったとき、小学校1年生ぐらいの女の子とお母さんがバスに貼ってある広告を見ながら、漢字の勉強をしていました。その女の子は読める漢字だけ読んでいました。読めない漢字はお母さんが何と読むのか教えてあげていました。
ただ、さすが中国は漢字の国だけあって、その女の子は日本の小学校6年生が習うような難しい漢字ももうすでに読めていましたが。
中国では小学校1年生ぐらいからこんな難しい漢字を読まなきゃならないんです(笑)
日本では絵本は子供が読めるように平仮名で書いてありますが、中国の絵本は全部漢字で書いてあります。
なぜなら、漢字しかないからです。これを見て、私はほんと中国に生まれなくて、良かったと思いました(笑)。ただ、漢字の読みを表すピンインは振ってあるのですが。
日本では漢字嫌いの子供がたくさんいますが、中国ではどうなんでしょうか。みんな漢字が好きなんでしょうか。中国は漢字しかないですから、もし漢字が嫌いだったら、この国では生きていけないのではないかと。ほんと中国に生まれなくて、良かったです(笑)
たまに中国人向けの日本語学習の本に、日本語の読み方がローマ字ではなく、漢字で書いてあったりする場合もあります。たとえば、『可愛い』は卡哇伊と中国語の漢字を当てて、読み方が書かれてあったりします。これをそのまま中国語で読むと、日本語の「かわいい」と似た発音になります。
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