うるさい学生への対応
クラスによっては授業中、うるさくする学生がいます。授業中、うるさくされると、一生懸命勉強したい他の学生に迷惑が掛かりますし、教師にとっても授業の進行が妨げられてしまい、イライラさせられます。
ですから、そうさせないためにも、うるさい学生に対して、早急に対処する必要があります。もしこれをずっと放っておいて、化石化させてしまうと、授業崩壊を起こしてしまう危険性があります。
そこで、今日はうるさい学生への対応方法を書きたいと思います。
注意する
これはもっともオーソドックスな方法なのですが、うるさい学生に対して、「うるさい」と注意します。

1回目は軽く注意して、様子を伺います。それでもまたうるさくしたら、2回目は大声で怒鳴り散らします。その後、教科書を取り上げて、教室の外へ出させます。怒鳴り散らす場面は俳優になったつもりで、迫真の演技をする必要があります(笑)。なぜなら、これが効果を発揮させるからです。
教室を出させるのは学生の勉強する権利を奪うから言語道断だと言う意見が出るかもしれませんが、ただ、教師には教室の学習環境を整える義務があります。
私はかつて男子学生のみならず、女子学生も教室から追い出したことがあります。ただ、女子学生にあまり強く怒鳴ると、泣いてしまう場合もありますので、注意が必要ですが。
また、女子学生と関係を一度壊すと、修復するのはとても困難です。これは男性教師の宿命とも言いますか。ですから、男性教師の場合は女子学生への扱いには細心の注意を払う必要があります。
ただ、一般的に女子学生は真面目な学生が多いですので、注意する場面はあまりないのですが。年に1回あるかどうかという感じです。
一般的に追い出された学生は授業が終わった後、必ず謝りに来ます。そのときに、教科書を返しながら、次からは気を付けるようにと伝えると同時に、今後は一緒にしっかり勉強しようと言って、励ましてあげると良いです。
当てまくる
うるさい学生に当てまくるのも1つの方法です。

当てまくることで、うるさくさせないようにすることができます。当然、授業を聞いていないと、答えることができませんから、自然に集中して、授業を聞くようになります。
また、一番前の席に座らせるのも効果的です。うるさくする学生はたいてい一番後ろの席に座っていますので。
黙る
「押してダメなら、引いてみろ」という言葉がありますが、これと同じ感じで、教育の世界では「黙らせるなら、黙ってみろ」というのがあります(笑)

うるさくする学生は案外自分がうるさくしていることに気付いていない学生が多いですので、それに気付かせるために、教師は授業を止めて、突然黙るのが良いです。「男は黙って黒ラベル」ではありませんが(笑)、静かになるまで、ずっと黙っています。
そうすることで、自然にうるさくしていた学生が静かになります。私はこれが一番効果的な方法だと思います。ただ、一時授業が中断してしまうのが、欠点なんですが。
もしそれでもずっとうるさくしていたら、次は自然に一生懸命勉強したい学生たちが、その学生を罵り始めますので、それで静かになります。
班主任に報告する
これは最終手段なのですが、何度注意してもダメでしたら、班主任に報告すると良いです。中国の大学には各クラスに各クラスを統率している先生がいます。その先生を班主任と言います。

どうしても自分の力だけでは解決できない場合はそのクラスの班主任に「この学生はうるさいので、授業を受けさせたくありません」と言ったり、「私はもうこのクラスで授業をやれません」と抗議したら、班主任がその学生を注意してくれたり、クラスで対策を考えてくれます。
本来であれば、学生がうるさくするのは教師の授業がつまらないのが第一の原因なのかもしれませんが、ただ、中国の大学の場合は一概に教師の授業がつまらないから、学生がうるさくするとは言えません。
なぜなら、中国の大学の学生の中には入学当初から日本語に対して興味がなく、まったくやる気がない学生もいるからです。
なぜこういう学生が生まれてしまうのかと言いますと、それは中国の大学入試制度に問題があるからです。その問題につきましてはまた後日、改めて書きたいと思います。
