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「ろ」(授業面)

相づちの重要性

「ろ」(授業面)
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相づちの重要性

 

日本人とコミュニケーションする上において、相づちはとても重要です。なぜなら、日本人にとって相づちはコミュニケーションする上での潤滑油の役割を果たすからです。

 

ですから、相手が話しているときに、自分が相づちを打たなければ、相手にとても話しづらく感じさせてしまい、その結果、相手とのコミュニケーションが上手くいかなくなってしまいます。これはもちろん逆の立場でもそうです。

 

日本では相づちは相手に「あなたの話をしっかり聞いていますよ」という大事なシグナルになっています。ですから、相づちを上手に打てれば、相手に対して話しやすい雰囲気を醸し出すことができますので、お互い会話を弾ませることができます。

 

会話の教科書には相づちの打ち方について扱っていることは少ないですので、一度学生に相づちの打ち方を指導する時間を取ると良いと思います。

 

日本人とのコミニケーションにおける相づちの絶大的な効果を知ってもらうために、あたしンちのこの話を見せたら良いと思います。日本ではこのように相づち一つで人とのコミニケーションが上手くいったり、上手くいかなかったりします。ですから、学生たちにも自分の得意な相づちを身に付けさせるべきです。

 

日本のドラマや漫画にはいろいろな相づちが使われていますので、一度どんな相づちが使われているのか調べてもらい、その中から、自分の口癖にしたい相づちを選んで、身に付けてもらうのが良いと思います。

 

その場合、ペアでその口癖にしたい相づち入りの会話を作ってもらい、発表してもらうと、その相づちをみんなに共有することができます。

 

ちなみに、私の口癖の相づちは「マジで」です。普段から人を信用していないので、この相づちが口癖になってしまいました(笑)

 

学生の中にはいつも「でも」の相づちを打つ学生もいます。そのため、私がその学生に意見を言うたびに「でも」で否定されてしまいます。すぐに否定されると、腹立たしくなるときもあるのですが、ただ、日本語の練習をする上においては「でも」の相づちは効果的で良いのではないかと思ってしまうときもあります。

 

なぜなら、肯定の場合は「そうですね」の一言で終わってしまいますが、「でも」の場合は後ろにそれを否定する理由を述べなければならないので、日本語の練習になるばかりではなく、論理的な思考の育成にもつながるからです。ですから、「でも」を使った相づちの練習をさせるのも良いと思います(笑)

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