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中国のビール

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中国にも美味しいビールがたくさんあります。私もよく学生と一緒に中国のビールを飲みます。

 

中国の三大ビール

 

中国の三大ビールは青島ビール、雪花ビール、ハルビンビールです。青島ビールの本社は青島に、雪花ビールの本社は北京に、ハルビンビールの本社はハルビンにあります。これらの著名ビール以外にも中国は広いですから、ご当地ビールがたくさんあります。

 

青島ビール

 

青島はかつてドイツの租借地でしたので、ドイツは青島で租借地経営の一環として、ビール生産の技術移転を行いました。ですから、青島ビールはドイツ製法が入っていますので、とても美味しいです。日本でも中華レストランや大手のコンビニなどに青島ビールが売っています。

 

雪花ビール

 

雪花ビールは現在中国で最も生産量が多いビールで、中国のビール生産の約20%ぐらいを占めています。雪花ビールの生産は中国の19の省にある約60か所の工場で行なわれています。 ただ、雪花ビールの輸出量は少ないですので、日本ではなかなかお目に掛かれないビールです。

 

ハルビンビール

 

ハルビンビールは1900年にロシア人が設立した中国最古のビールです。

 

中国のビールは美味しいですが、ただ、アルコール度数が日本のビールに比べて、とても低いです。だいたい3%前後です。ですから、たくさん飲まなければ、全然酔いません。

 

また、中国はビールがとても安いです。水と同じぐらい安いです。それは酒税が日本と比べて、とても安いからです。中国の酒税は25%ぐらいです。中国ではビール1本600ml入りが3元~5元(約45円~75円)ぐらいで買えます。5元のビールであれば、1.25元(約19円)が酒税になります。
 

 

また、中国にも外国のビールがたくさんあります。日本のビールももちろんあります。

 

中国でもやはりキリン、アサヒ、サントリーのビールが3強です。ただ、日本のビールは中国のビールに比べて、かなり高いです。

 

 

中国のビールの習慣

 

日本人にとって美味しいビールと言えば、キンキンに冷えた冷たいビールですが、中国では夏場は冷たいビールが飲まれることが多くなってきましたが、冬場はほとんどの人が常温で飲みます。

 

ですから、冬場は小さいお店には冷たいビールがありません。大きなレストランには冷たいビールもありますが、ただ冬場はキンキンに冷えたビールはありません。なぜなら、中国では季節を問わず、冷たい物は体に悪いという考えがあるからです。

 

そのため、レストランなどでも水ではなく、お湯やお茶が出てきます。ですから、この時期、冷たいビールを頼むと、店員さんに驚かれて、白い目で見られてしまいます(笑)
 

また、中国では瓶ビールよりも缶ビールのほうが高いです。詳しい理由はよくわかりませんが、おそらく瓶は重いので、お客が持って帰るのが大変だから、値段が安いのだと思います。一方、日本では逆で、瓶は重いので、輸送コストがかかるため、缶より高いのだと思います。

 

また一般的に中国では小さいお店などで瓶ビールを買った後、その瓶をお店に返すと、瓶のお金が戻ってきます。 一般的に5角(約7円)ぐらい戻ってきます。その理由は予めビールに瓶代が上乗せされて、売られているからです。日本も昔、コーラの瓶がそのような感じでしたが。

 

 

中国のビールには当たりも

 

また、中国のビールは消費者思いと言いますか、遊び心があると言いますか、当たりが付いているものもあります。

 

瓶の蓋に再来一瓶(もう1本)と書かれていたら、当たりです。

 

しかも、当たる確率もかなり高いです。私が以前1ケース(12本)買ったとき、6本が再来一瓶でした。なんと当たりが50%の確率でした。

 

私は当たったことはありませんが、中には再来一箱(もう1ケース)という当たりもあります。

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