中国の冬の風物詩のサトウキビ
中国の冬の風物詩と言えばサトウキビです。なぜなら、サトウキビが一番甘くなるのは11月~2月頃だからです。ですから、中国の南部地域ではこの時期になると、サトウキビが道端やスーパーなどで売られ始めます。
日本ではサトウキビと言えば沖縄のサトウキビ畑が有名ですが、沖縄以外の人はほとんどサトウキビを食べたことがないのではないのかと思います。日本人のイメージではサトウキビは砂糖になるというイメージがありますので。
中国でもサトウキビが砂糖の原料に利用されていますが、このようにサトウキビも普通に売っています。
ですから、サトウキビの収穫の時期になると、このようにサトウキビを求めて、レジに並ぶ人々の姿が見られます。
サトウキビは見た目は美味しくなさそうに見えますが、実際皮を剥いてみると、こんな感じです。
まるで果物のような感じに見えます。
KTVとかでは、驚くことにこのようにおつまみとして、サトウキビがあったりもします。
私が中国に来た時、衝撃を受けたのはこの硬いサトウキビを丸かじりして食べている女性を見かけたときです。
この光景を見るたびに、中国の女性は逞しいなと思ったものです(笑)
また、いつも私はサトウキビにかぶりついている中国人の姿を見ると、竹にかぶりついているパンダの姿が思い起こされてしまいます(笑)
サトウキビは大人ばかりではなく、子供も大好きで、よく学校の帰りにサトウキビを買って、丸かじりしている子供たちの姿を見掛けます。
中国ではサトウキビは子供のおやつにもなっています。きっとこの独特の歯ごたえと甘い汁が何とも言えないのでしょう。また、サトウキビを食べることによって、噛む力も鍛えられるので、子供たちのおやつになっているのでしょう。
また、このようにサトウキビは犬の餌にもなっています(笑)
サトウキビはそのまま丸かじりして食べるだけではなく、サトウキビジュースとしても売っています。
こちらがサトウキビジュースです。私は飲んだことがありませんが、ものすごく甘いのは想像に難くありません。なんたってサトウのキビのジュースですから(笑)
コメント