お金がない
薄給日本語教師の私は常にお金がありません。それなのにもかかわらず、甘い誘惑に負けて、米国株を始めてしまいました。その結果、更なる貧困に陥ってしまいました。なぜなら、現在米国株が大暴落を始めたからです。どうやら私は昔からずっと貧乏神に取りつかれているようです。
この貧乏な惨めさを前向きな明るい気持ちに変えるために、貧乏神ドラマの傑作である「お金がない」というドラマを見ました。
こちらのドラマはかなり古いドラマですが、笑いあり、涙ありで、最高に面白く、1話見たら、続けて全話見たくなってしまう神ドラマです。お金と仕事について、いろいろと考えさせられます。
私の生活も常にこんな感じなので、貧乏でも日々一生懸命生きている萩原3兄弟にすごく共感が持て、親しみまで感じてしまいました。ただ、私は貧乏でも真っ当に生きていますので、食い逃げだけには共感を持てませんでしたが(笑)
こちらのドラマは中国のお金持ちの学生たちにとても見せたいドラマです。なぜなら、お金の大切さとともに、お金があることが必ずしも幸せとは限らないことを教えてくれるからです。
確かに私はお金がありませんが、日々学生と楽しく過ごせていますので、貧乏でもとても幸せです。また、中国の大学で働いている限りはお金がなくても、宿舎を追い出されたり、電気ガス水道を止められたりすることもないですし、お腹が空いたときもお金持ちの学生たちに奢ってもらえば良いので、路頭に迷う心配もぜんぜんないため、私はみなさんに中国の大学で働くことを強くお勧めしたいです(笑)
こちらのドラマはもう30年ぐらい前のドラマです。ですから、パソコンはフロッピーディスクが使われていたり、給料は現金支給だったり、社内ではタバコを吸っていたりして、現在とは大きく違っているのですが、しかしながら、現在とあまり変わっていないものもあります。
それは物価です。当時の物価が現在の物価とほとんど変わっていません。また、このドラマが放送されていた1994年の日本の平均年収は456万円です。2021年の日本の平均年収は436万円ですので、年収もほとんど変わっていません。日本が30年近く物価も給料も変わっていないということはいったい何を意味しているのでしょうか。中国の状況とは180度違いますので、この点についても、学生に考えてもらうと良いと思います。
学生に日本の昔のドラマをいろいろ見せて、昔の日本と今の日本の違いを学生たちに挙げてもらうのも良いと思います。学生は日本のドラマが大好きで、今流行のドラマは必ず見ていますので、日本人以上に違う点をどんどん挙げてくれると思います。
また、日本の現在のドラマを見せて、日本と中国の違う点を挙げてもらうのも良いと思います。なぜなら、自分も中国について、いろいろ学ぶことができるからです。
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