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「い」(契約面)

中国の大学に赴任する際の手荷物

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現地調達がベスト

 

中国の大学に赴任する際、日本からどんな手荷物を持って行ったら良いのか、迷うところだと思います。海外行きのエコノミークラスの飛行機の手荷物の重量制限は20kgまでですので、本当に手荷物の取捨選択に悩むところだと思います。

 

今日は中国の大学に赴任する際、日本からどんな手荷物を持って行ったら良いのかをご紹介したいと思います。

 

結論から申し上げますと、基本的に中国で何でも手に入りますので、極力、現地で調達するのがベストです。そうすれば、重量オーバーも気にしなくて済みますし、空港から学校、そして寮までの移動も楽になります。

 

中国に持って行ったほうが良い物

 

基本的に現地調達がベストなのですが、個人的に日本から持って行ったほうが良いのではないのかなと思うものがいくつかありますので、以下を参考にしていただければと思います。

 

 

薬はやはり飲み慣れた日本の薬を持って行ったほうが良いと思います。特に、胃腸薬は必需品です。中華料理は油っこいですので、胃腸が慣れるまで、胃腸がやられてしまうことが多いです。ただ、中国にも大正製薬が現地で作っている正露丸が売っていますが。それから、風邪薬や目薬なんかも日本の物を持って行ったら、安心できると思います。

 

シャンプーと石鹸

 

中国のシャンプーや石鹸は強力ですので、肌に合わないかもしれませんので、肌がとても敏感な人は日本製のシャンプーや石鹸を持って行ったら良いと思います。

 

ただ、中国の大型スーパーの輸入品コーナーに行けば日本の製品が売っていますので、こちらで買うことも可能です。しかしながら、値段がかなり高いです。また、大都市の場合ですと、必ずワトソンという大手のドラッグストアーがありますので、そこへ行けば、日本の製品も手に入ります。

 

歯ブラシと歯磨き粉

 

中国の歯ブラシは日本の歯ブラシと比べると、ヘッドが大きいですから、歯が磨きにくいかもしれません。おそらく中国人は口が大きいので、ヘッドも大きいのだと思います。ですから、日本の歯ブラシを持って行ったら良いと思います。

 

また、歯磨き粉も変な味や独特の香りがする物が多いですし、何が入っているのかわからないですので、日本の歯磨き粉も持って行ったら良いと思います。

 

ただ、中国の大型スーパーの輸入品コーナーに行けば日本の製品が売っていますので、こちらで買うことも可能です。ただ、値段がかなり高いです。また、大都市の場合ですと、必ずワトソンという大手のドラッグストアーがありますので、そこへ行けば、日本の製品も手に入ります。

 

ソース、からし

 

ソース好きの人はソースを持って行ったら良いと思います。中国のスーパーにはマヨネーズ、ケチャップ、醤油、わさびは売っていますが、ソースは売っていません。なぜなら、中国人はソースを使わないからです。

 

また、ワサビは売っていますが、からしは売っていないことが多いですので、からし好きの人はからしも持って行ったら良いと思います。ただ、日系スーパーがあれば、ソースやからしが売っています。ただ、値段はかなり高いです。

 

チェーン付の財布

 

中国はスリが多いですので、チェーン付の財布がお勧めです。また、パスポートを使うことがよくありますので(切符を買うとき、ネットカフェを利用するとき、荷物を送るときなど)、パスポートを入れられる財布を買われることをお勧めしたいと思います。パスポートは外出するとき、携帯することが義務付けられていますので。

 

文房具

 

文房具は日本から大量に持って行ったほうが良いです。特にシャープ、ボールペンはたくさん持って行ったほうが良いです。中国のシャープ、ボールペンはとても質が悪く、書けない時があったり、よく掠れたりしますので、とてもイライラして、折りたくなってしまいますので(笑)。やはり日本の文房具は世界最強です。

 

ただ、赴任する都市に無印良品があれば、そこで日本の文房具を買うことができます。また、新華書店の文房具屋でも日本の文房具を買うことができます。ただ、かなり値段が高いです。

 

氷のトレイ

 

中国は氷を使う習慣がありませんので、スーパーに氷を作るトレイが売っていないことが多いです。ですから、お酒好きの方は氷のトレイを持って行ったら良いと思います。ただ、赴任する都市にダイソーやミニソー、外資系のスーパーがある場合はそこで買えます。

 

耳かき

 

中国の耳かきは一般的にスプーンのような形の耳かきが多く、硬くて使いにくいですので、日本の耳かきを持っていたら良いと思います。

 

ガイドブック

 

中国もガイドブックがありますが、全部中国語で書かれていますので、大都市の大学に行かれる方はガイドブックを持って行ったら良いと思います。ただ、インターネットでも調べられますので、必要ないと言えば、必要ないのですが。

 

メーカー物の服や靴など

 

アディダスやナイキなどのメーカー物の服や靴は日本よりもかなり高いですので、アディダスやナイキなどのメーカー物が好きな方は日本で買って持って行ったら良いと思います。

 

ただ、こちらにはアディダスやナイキなどの偽物が安く売っていますので、品質に拘らない方はこちらで偽物を買っても良いと思います。見た目はそんなに違いがありませんので(笑)

 

スーツ

 

授業の時は、基本的に服装は自由ですので、スーツの着用義務はないです。ただ、コンクールの審査員やパーティーなどに出席しなければならないとき、スーツが必要になりますので、スーツを1着ぐらい持って行ったら良いと思います。中国にもスーツが売っていますが、中国のスーツは薄くて、デザインもあまり良くないです。

 

グローブとバット

 

中国はスポーツ王国ですから、スポーツ用品はたくさんありますが、ただ、野球用品に関しましてはとても少ないです。ですから、学生に野球を教えたいと考えている方はちょっと重くなってしまいますが、日本からグローブやバットを持って行ったら良いと思います。

 

100円ショップなどにある和が感じられる物

 

100ショップなどにある日本の和が感じられるような物をたくさん買って、持って行ったら良いと思います。たとえば、日本の和が感じられる箸や扇子などなどです。それらをたくさん買って、持って行けば、ゲームのちょっとした景品やちょっとしたプレゼントなどとして、使えます。

 

手品用品

 

歌やダンスが苦手な方は100円ショップなどで手品用品を買って行ったら良いと思います。よくクリスマスパーティーや忘年会などで学生のために、出し物を披露してくださいと言われたりしますので、もし歌やダンスが苦手な方は保険として、手品用品を持って行ったら良いと思います。ちょっとした簡単な手品でも学生たちの前で披露すれば、学生たちは喜んでくれます。

 

パソコンとパソコンの周辺機器

 

パソコンは日本から持って行ったら良いと思います。なぜなら、こちらでパソコンを買うと、システムが全部中国語ですので、中国語ができない方はかなりわかりずらいと思いますので。

 

また、プリンターとかスキャナーなどは重い物ですから、中国で買ったら良いと思います。中国のタオバオとかでとても安く売っていますので。ただ、一般的に中国はコピー屋さんがあるため、プリンターやスキャナーはまだあまり普及していませんので、パソコンショップなどでプリンターやスキャナーなどを手に入れることは非常に困難です。

 

日本語の文法書

 

日本語の文法書は必ず日本で買って持って行ったら良いと思います。中国にも日本語の文法書はありますが、説明が中国語で書かれていることが多いですので。ただ、中国語で書かれているので、学生に説明するときは中国語で説明したほうがわかりやすいときも多々あるんのですが。しかし、基本的に日本人教師は文法の説明はしません。なぜなら、中国人の先生が文法を指導するからです。そのほうがとても効率的です。

 

そのほかの日本語の会話や読解、聴解などの教科書は中国でも手に入ります。中国は日本の教科書をそのままパクって、出版していることが多いですので。ですから、日本語の文法書以外は中国で買われても良いように思います。ただ、日本でとても良い教科書があって、授業で使いたいと思った教科書があったのであれば、日本で買って持って行ったら良いと思います。

 

中国語の教科書

 

また、中国語の教科書に関しましても文法書は日本で買って持って行ったら良いと思います。なぜなら、こちらの中国の文法書は英語で説明が書かれていたり、中国語で説明が書かれていたりしますので。その他の中国語の読解や聴解、HSKの教科書などは中国で買ったほうが良いと思います。なぜなら、とても安いですし、種類も多いからです。

コメント

  1. 嶋津葉子 より:

    こんにちは。初めまして。嶋津と申します。23年2月から安徽省の大学へ赴任することになりました。実は私は今年夏、やっと養成講座を修了したばかりで、まだ実際に教えた経験もないまま採用になってしまったんです。ですからいったい何をどうしたらいいものかわからず、非常に戸惑っていた所へ、やっと先月、幸運にも先生のサイトに出会うことができました。こちらには私の知りたかったアドバイスや、何が肝要であるかが具体的に、また親身に書かれていて、とても心強く思いました。読ませてくださってありがとうございます。どうかこれからも先生の、エッセンスのようなお話をお聞かせください。

    • irohanihoheto より:

      嶋津先生、初めまして。ブログをご覧になっていただき、しかも、わざわざコメントまでしてくださり、ありがとうございます。このブログが少しでもお役に立てたのであれば、とても光栄です。こちらこそありがとうございます。一言余計なことを申し上げて申し訳ございませんが、中国の先生方や学生たちはとても親切ですので、ぜんぜん戸惑う必要はありません。ですので、お互い中国の大学の学生たちに日本語を勉強する楽しさとともに、日本の文化や習慣に興味を持ってもらい、一人でも多くの日本好きの学生を増やせるように頑張りましょう。最近はブログの更新を怠っていたため、今後は頻繁に更新しようと思いますので、今後ともこちらのブログを拝見していただけたらと思います。よろしくお願いいたします。